オンキヨー、「Integra」シリーズのHDMI 1.3a対応セパレートAVセンター
オンキヨーは「Integra」シリーズの新製品としてセパレートタイプのAVセンター「DTC-9.8」を発売する。
オンキヨーは6月28日、「Integra」シリーズの新製品としてセパレートタイプのAVセンター「DTC-9.8」を7月20日より販売開始すると発表した。価格は23万1000円。購入者の自宅へカスタマイズした仕様で提供されるカスタムインストール専用製品で、販売はIntegra特約店を中心に行われる。
HDMI 1.3aを入力4系統、出力3系統搭載。1080/24Pにも対応するほか、次世代DVDに採用されているDolby TrueHD やDTS-HD Master Audioをはじめとした各種サラウンドフォーマットにも対応しており、迫力のある映像と音声を楽しめる。
シリコンオプティクスの信号処理デバイス「HQV Reon-VX」を搭載しており、各種の入力信号を最大で1080pへアップスケールできる。そのほか、パルス性ノイズを除去する回路技術「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」、小音量再生下でもの音崩れを防ぐ「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリューム」なども用意されている。THX Ultra2にも対応する。
映像入力端子はD4×3/コンポーネント×3/Sビデオ×6/コンポジット×6、音声入力端子はデジタル×6(光×3、同軸×3)/アナログ×12(RCA 2ch×10、RCA 7.1ch×1、XLR 2ch×1)。映像出力端子はD4×1/コンポーネント×1/Sビデオ×2/コンポジット×3、デジタル×1(光×1)、アナログ×6(RCA 2ch×2、Zone2×1、Zone3×1、RCA 7.1ch×1、XLR 7.1ch×1)。サイズは435(幅)×194(高さ)×444.5(奥行き)、13.1キロ。
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