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今年の冬はレコーダーが面白い:+D Voice
お手軽アンケートツール「Quick Poll」。今回のお題は「CEATEC JAPAN」の注目ジャンル。結果は多くのニュースが飛び交った「薄型テレビ」を尻目に「レコーダー」がダントツのトップになった。
まいどお馴染みのお手軽アンケートツール「Quick Poll」。今回のお題は「CEATEC JAPAN」の注目ジャンル。結果は多くのニュースが飛び交った「薄型テレビ」を尻目に、「レコーダー」がダントツのトップになった。「ダビング10」の登場でコピーワンスの規制緩和問題に一応のメドが付き、それまで買い控えていた層が一斉に食指を伸ばしつつあるようだ。
BD/HD DVDの製品が増え、徐々にではあるが製品価格が下がってきたことも大きい。さらにMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーの搭載により、ハイビジョン解像度のまま長時間録画が可能になった。BDでは4倍速記録対応のドライブが登場し、メディアではコスト削減が見込める有機色素記録膜も関心を集めている。コピーワンス問題が長引いたためか、実に多くのブレークスルーが一度にやってきたような印象だ。
待たされたユーザーの期待は大きい。今年の年末商戦は“良いものを出せば売れる”市場環境になるのではないだろうか。残された問題は、冬ボーナスの金額……かな?
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