ニュース
キヤノン、SD+内蔵メモリのAVCHDビデオカメラ:2008 International CES
キヤノンブースでは、米Canonが発表したSDメモリーカード対応AVCHDビデオカメラが展示されている。16Gバイトの内蔵メモリを備える機種も用意。
International CESのキヤノンブースでは、米Canonが1月7日(現地)に発表したSDメモリーカード対応ビデオカメラが展示されている。
SDメモリーカード対応ビデオカメラは「HF10」「HF100」、「FS11」「FS10」「FS100」の5モデル。HF10/100は1/3.2インチの3.3メガピクセルCMOSを搭載し、1920×1080ピクセルのフルHD撮影が行える。
記録方式はHF10/100がAVCHDで、FS11/10/100がMPEG-2。HF10とFS11は16Gバイト、FS10は8Gバイトのフラッシュメモリも搭載しており、ブースではこれらを“DUAL FLASH MEMRY”とアピールしていた。
SDメモリーカードのスロットは液晶画面のヒンジ近く。「CARD OPEN」のスイッチをスライドさせないとカードの抜き差しができないようになっている。もちろんSDHC対応(左、中)、内蔵メモリを備えない以外は同スペックの「HF100」(右)
5モデルともに画像処理エンジンは「DIGIC DVII」。HF10/100は光学式、FS11/10/100は電子式の手ブレ補正機能を搭載する。光学ズームはFS10/FS100は12倍、FS11/10/100が37倍。いずれも4月より販売が開始され、価格はHDタイプのHF10が1099ドル、HF100が899ドル。SDタイプのFS11が599ドル、FS10が499ドル、FS100が399ドル。
関連記事
- 2008 International CES:Samsung、31インチ有機ELテレビを公開
Samsung Electronicsのブースには、31/14インチの有機ELテレビが来場者の関心を集めている。Blu-ray Disc/HD DVD両対応プレーヤーも展示。 - 2008 International CES:本田雅一のリアルタイム・アナリシス:キーマンが語る「ソニー」の米国市場
強い商品力を持つソニーAV製品は、昨年の米国景気後退をもはねのけたようだ。米国ソニーのキーマンが、現状と今後の市場動向について語ってくれた。 (LifeStyle 02:50) - 2008 International CES:米東芝「REGZA」北米モデルを発表、“HDMIのワイヤレス”WiHDデモも
東芝ブースにはInternational CESにあわせて発表された20モデルもの新型「REGZA」が展示されているほか、HDMIのワイヤレス化を目指す無線規格「WirelessHD」のデモも行われている。 - 2008 International CES:パイオニアブースで“真っ黒”を鑑賞した
CESのバイオニアブースでは、先日のプレスカンファレンスで発表された2つのコンセプトモデルを見ることができる。 - 2008 International CES:シャープは次世代液晶と手裏剣少女
シャープブースで注目を集めていたのは65V型と52V型の次世代液晶。ネットワークサービス「AQUOS NET」にも対応するAQUOSの新製品も展示されており、手裏剣少女も上映。手裏剣? - 2008 International CES:写真で見る「α200」
デジタル一眼レフカメラα100の後継モデルとして、米国で発表された「α200」を写真で紹介。 - 2008 International CES:もう1つの“1.5インチ” 日立が超薄型50型PDPを公開
日立製作所がCESの同社ブースでプレスカンファレンスを行い、液晶テレビ「UTシリーズ」を今年第2四半期に北米市場に投入すると発表した。また、同じく厚さ1.5インチの50V型プラズマテレビのプロトタイプを公開している。( - 2008 International CES:象も原寸大? パナソニックが世界最大150型PDPを披露
世界最大の家電ショー「2008 International CES」がいよいよ始まった。開幕に華を添えたのは、同じく世界最大の150インチPDPをはじめとする3つのプロトタイプ。松下電器産業AVCネットワークス社の坂本俊弘社長がキーノートスピーチを行った。 - 2008 International CES:本田雅一のリアルタイム・アナリシス:新たなフェーズに突入したBlu-ray Disc市場 〜関係各社の反応は?〜
CES直前にワーナーのHD DVD撤退&BD一本化が発表され「フォーマット戦争の終焉」の動きが強まった次世代DVD。特にBlu-ray Disc市場は新たなフェーズに突入したと言ってもいいだろう。関係各社の反応をさっそく聞いてみた。 - 2008 International CES:「Cellテレビ」、登場は意外に早い?
東芝がテレビなど家庭用AV機器へCellプロセッサを導入した際のモデルケースを展示している。意外に「Cellテレビ」の登場は近いのかもしれない。 - 2008 International CES:ゲイツ氏、“本当に”最後のCES基調講演
CESの恒例行事であるゲイツ氏の基調講演も、今年が最後のようだ。サービス精神あふれる主演ドラマも交えつつ、今後10年のデジタルライフの展望が語られた。 - 2008 International CES:CESプレスデーにおける「テレビのトレンド」
今年のCESプレスデーでは、昨年ほどのテレビに関する新トレンドが見られない。ただ、各社が同じ方向を目指しているのは間違いない。それは「デザイン」と「ユーセージ」で薄型テレビの可能性を広げようとしていることだ。( - 2008 International CES:“飛ばさない”高速無線技術、ソニーが開発
米Sonyが1月から春にかけて北米市場に投入する新製品を紹介した。同社の説明会はブース内で行われるため、展示品の内覧会といったテイストを併せ持つ。今回も一足先に展示物を見ることができた。 - 2008 International CES:Digital Experienceで面白アイテムへタッチダウン
International CESの出展社と報道関係者のカジュアルなパーティー、「Digital Experience!」。今年はアメフトちっくな雰囲気のなかで、iPod対応テレビなどのユニークなアイテムへタッチダウン! - 2008 International CES:超薄型にワイヤレス、LGは薄型テレビを大量発表
LG Electronicsは、International CESの開幕前日となる1月6日、バラエティに富んだ8シリーズ24モデルの薄型テレビを発表した。 - 2008 International CES:シャープ、65V型の“次世代液晶テレビ”を披露
米シャープが初公開時よりも大画面化した、65V型の次世代液晶テレビを披露した。“次世代”でも液晶の大型化を牽引するという自負の表れか。 - 2008 International CES:東芝、299.99ドルの“第3世代”HD DVDプレーヤー
東芝アメリカはInternational CESにて、第3世代となるHD DVDプレーヤー3モデルを発表した。価格は299.99ドルから。 - 2008 International CES:予備放電ゼロ――パイオニアがPDPコンセプトモデルを発表
パイオニアが2種類のPDPコンセプトモデルを発表した。1つは最も薄い部分で厚さ9ミリという“超薄型”の50インチモデル。そしてもう1つは、予備放電をなくして漆黒の表現を可能にした“究極のコントラスト”モデルだ。 - 2008 International CES:フォーマット戦争の「終わりの始まり」?――ワーナーがBlu-ray Discに一本化
ワーナー・ホーム・ビデオが、HDパッケージソフトをBlu-ray Discのみに一本化すると発表した。北米でHD DVDタイトルの約半分を供給しているワーナーだが、この決断が次世代光ディスク戦争に与える影響は大きい。 - 2008 International CES:ラスベガスにたどり着くのか?──2008 International CES“会場500マイル手前”リポート
「なにもそんなにあわてなくても」と書いている本人も思っているCES正式開幕“前前前”夜リポート。急ぐあまり、2008年はラスベガスに着かないうちから書きはじめた。 - 特集:2008 International CES
- 松下、ソニーら日米韓大手、業界団体「WirelessHD」設立
大手家電メーカー7社が、ワイヤレスHDデジタルインタフェースの仕様策定を目標とする業界団体を設立した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.