有効810万画素のお手頃スタンダード機、LUMIX「DMC-LS80」
松下電器産業が、ライトユーザー向けのコンパクトデジタルカメラLUMIX「DMC-LS80」を発表。「トリプルブレ補正」など、同社モデルのベーシックな機能を備える。
松下電器産業は1月30日、コンパクトカメラLUMIX「DMC-LS80」を発表した。2月9日から販売を開始する。価格はオープンで、市場想定価格は2万円台前半。
新製品は2007年2月に発売した「DMC-LS75」の後継機で、必要十分な機能とリーズナブルな価格、乾電池駆動などが特徴。
撮像素子は従来の720万画素から810万画素に高画素化された1/2.5型CCDを採用した。レンズは焦点距離33〜100ミリの光学3倍ズームレンズを搭載している。開放F値はF2.8-F5.1。画像処理エンジンは従来と同様に「ヴィーナスエンジン III」を搭載する。
「光学式手ブレ補正ジャイロ」「高感度撮影」「動き認識」(インテリジェントISO感度)を組み合わせ、総合的に写真のブレを抑える「トリプルブレ補正」を備えている。また、簡単撮影を実現する「インテリジェントモード」も搭載。オートフォーカスはカメラを構えると自動でピント合わせを始める「クイックAF」機能を備え、素早いフォーカシングが可能だ。新たに搭載した「新高感度モード」では、ISO6400での高感度撮影に対応する。
23万画素・2.5インチの液晶モニターを搭載。記録メディアはSD/SDHCメモリーカードとマルチメディアカード(静止画のみ対応)。約24Mバイトの内蔵メモリも搭載する。撮影可能枚数は、単三形アルカリ乾電池で180枚、オキシライド乾電池で270枚。本体サイズは95.7(幅)×62(高さ)×31.2(奥行き)ミリ、重さは約177グラム(電池、カード含む)。
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