シグマは2月1日、ペンタックス用とソニー用の望遠ズームレンズ2種を発表した。
「APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM」は、ズーム全域で最短撮影距離1メートルを実現したデジタル一眼レフ対応の大口径望遠ズームレンズだ。発売日は未定。予価は14万2900円。
ELD(Extraordinary Low Dispersion:特殊低分散)ガラス3枚、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス2枚を使用し、倍率色収差、軸上色収差を効果的に補正する。インナーフォーカス、インナーズームの採用により、フォーカシングやズーミングによる全長の変化がない。別売のAPOテレコンバーターも装着可能だ。
外形寸法は、86.5(最大径)×183.9(長さ)ミリ。重量は未定。ケースや花形フード(LH850-01)、三脚座(TS-21)が付属する。
「APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM」は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ向けに設計された望遠ズームレンズ。F2.8の大口径ながら、76.5(最大径)×139.7(長さ)ミリとコンパクト。重量は未公開だが、軽量化しているという。
発売日は未定。予価は10万9600円となっている。
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