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オリンパス、パンケーキレンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」を発表:コートのポケットに入る?
オリンパスがフォーサーズシステム規格に準拠した薄型・軽量の単焦点レンズを発表。コンパクトなボディが特徴のE-420に装着すれば、厚さわずか76.5ミリ。カバンにもスッポリ収まる携帯性を発揮する。
オリンパスイメージングは3月5日、デジタル一眼レフカメラのフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」を発表した。4月中旬から販売を開始し、価格は4万9875円。
新製品は35mm判換算で50mm相当の画角を持つ単焦点レンズで、通称“パンケーキレンズ”と呼ばれる薄型の交換レンズ。レンズ本体の厚みは23.5ミリ、重さは約95グラムと携帯性に優れ、小型化・軽量化が得意なフォーサーズのボディと組み合わされることで、そのメリットをより際立たせる。同日発表された「E-420」に装着した場合、厚さは約76.5ミリとなる。
非球面レンズ1枚を含む4群5枚のレンズで構成され、開放F値はF2.8。レンズ先端から最短で130ミリ先の被写体にまでピントを合わせることができる。コーティングの最適化によりゴーストやフレアの発生を抑え、逆光時の撮影にも強い。絞りには7枚羽の円形絞りを採用。明るいレンズと相まって、ボケ味を生かした写真撮影を楽しめる。またレンズキャップはアルミ素材のねじ込み式とし、キャップを装着時でも厚みが気にならない。
そのほか、オプションとしてアルミ製レンズフード「LH-43」も4月中旬から販売する。価格は4725円。
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