松下、VIERAやDIGAと連携できるテレビドアフォン新製品
パナソニックは、ドアフォンシステムの新製品として、来客映像を同社の薄型テレビ“VIERA”で確認、留守中はレコーダー“DIGA”に映像を録画できる「どこでもドアホン」新製品を発表した。
パナソニックは3月6日、同社の薄型テレビ“VIERA”(ビエラ)や、レコーダー“DIGA”(ディーガ)と連携するドアフォンシステム「どこでもドアホン」の新製品2機種を発表した。価格はともにオープン。発売日と実売想定価格は下記の通り。
品名 | 品番 | 発売日 | 実売想定価格 |
---|---|---|---|
ワイヤレスモニター付テレビドアホン | VL-SWN350KL | 6月13日 | 8万円前後 |
パーソナルファクス付テレビドアホン | VL-SWN355KL | 6月20日 | 11万円前後 |
どちらのモデルも、「カメラ玄関子機」「モニター親機」に加え、持ち運びが可能な子機「ワイヤレスモニター子機」がセットになっている。さらにVL-SWN355KLには、来客映像をモニターで確認できる「ファクス親機」も付属する。
モニター親機は、ビエラやディーガとLAN接続することで、テレビ画面で来客を確認し映像を表示したり、留守中の来客映像をレコーダーに録画したりすることができる。またブロードバンドのインターネット環境がある場合は、携帯電話用のネットワークサービス「みえますねっとLite」を利用することで、外出時でも来客映像(静止画)を携帯電話で確認することが可能だ。
モニター親機には視野角の広い5.2インチの液晶モニターを採用し、小さな子供が下から親機を見上げても映像が確認しやすい。また、来客画像の保存にも対応する。玄関子機には来客者を照らすためのLEDライトが装備され、来客時にはセンサーが周囲の明るさに応じて自動的にライトを点灯させる。
そのほか、同社製センサーカメラとのLANによる連携や、住宅用火災警報器との連動も可能。女性の高い声を男性の低い声に変えられるボイスチェンジ機能なども備えた。
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