松下、コントラスト「10000:1相当」ほか、液晶「VIERA」新製品
パナソニック液晶「VIERA」の新製品を発売。“WコントラストAI”で「10000:1相当」(同社)というハイコントラストを実現したモデルも用意。
パナソニックは1月21日、薄型テレビ「VIERA」の新製品として液晶テレビ「TH-32LX80」「TH-26LX80」「TH-20LX80」「TH-17LX8」を2月15日より販売開始すると発表した。価格はいずれもオープン。実売想定価格は32V型の「TH-32LX80」が17万円前後、26V型の「TH-26LX80」が15万円前後、「TH-20LX80」が11万円前後、17V型の「TH-17LX8」が7万円前後。
TH-32LX80には「IPSαパネル」、その他のモデルには定評あるIPSパネルを搭載。TH-32LX80に用意された「WコントラストAI」は、映像内容に応じた輝度制御を行う「インテリジェント バックライト コントローラー」と、同じく映像情報に応じたガンマ値などを補正してコントラスト感を高める「ダイナミック コントラスト エンハンサー」を組み合わせており、「10000:1相当」(同社)というハイコントラストかつ、クリアな映像を映し出すという。
「インテリジェント バックライト コントローラー」と「ダイナミック コントラスト エンハンサー」についてはTH-326LX80/TH-20LX80/TH-17LX8の3モデルも搭載しており、鮮やかかつ立体感のある映像を楽しめる。
4モデルともHDMIコントロール機能「VIERAリンク」をサポート。同時発表されたプラズマテレビ「PX80」シリーズと同様に、見ているテレビ放送番組を画面上で一時停止させ、後で続きが見ることができる「番組キープ」機能を搭載(対応レコーダーの接続が事前に必要)する。また、対応シアターラックやビデオカメラ、ドアホン、CATV用STBとの連係機能も備えている。
内蔵チューナーはいずれもシングルだが(TH-17LX8は地上デジタルのみ、TH-32LX80/TH-26LX80/TH-20LX80は3波対応)、外部入力された映像とチューナーの映像を分割して同時表示する「簡易2画面」機能を利用できる。TH-32LX80/TH-26LX80/TH-20LX80のEPGは地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログの4放送に対応するほか、放送内容をスポーツ/ドラマ/映画/音楽/アニメの5ジャンルに色分けして表示しており、見やすさが増している。
TH-32LX80/TH-26LX80/TH-20LX80の入力端子はHDMI×2、D4×1、ビデオ入力×4(TH-20LX80は×3)ほか。TH-17LX8の入力端子はHDMI×1、D4×1、ビデオ入力×2。
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