新駆動方式で黒を沈めたプラズマ“VIERA”「PX80」:「キープ」もOK
パナソニックは薄型テレビ「VIERA」の新製品、「PX80シリーズ」を発売する。新駆動方式でコントラスト比を15000:1に高めたほか、VIERAリンクで「キープ」も可能に。
パナソニックは1月22日、薄型テレビ「VIERA」の新製品としてプラズマテレビ「PX80シリーズ」3機種を2月15日より販売開始すると発表した。
販売されるのは50V型の「TH-50PX80」、42V型の「TH-42PX80」、37V型の「TH-37PX80」で、価格はいずれもオープン。実売想定価格はTH-50PX80が33万円前後、TH-42PX80が24万円前後、TH-37PX80が20万円前後。
新製品は予備放電の駆動電圧を細かく制御する新アルゴリズムを採用することで予備放電の発光を抑制、黒の沈みを深めてコントラスト比15000:1を達成した。新開発の「クリアピクチャーパネル」を搭載することで映り込みも低減している。x.v.Colorに対応するほか、前後映像との整合性をはかりながらコントラストを調節する「コントラストマネジメント」や、画面に適した補正を行うことで切れ味のある映像を映し出す「インテリジェントエンハンサー」なども備える。
VIERAリンクについては、リモコンに「番組キープ」ボタンを用意。VIERAリンク対応レコーダーを接続しておけば、ボタンを押した際、自動的に見ている番組がレコーダーに録画開始され、同時にテレビ側の画面は一時停止時状態となる。そこで、再びボタンを押すと停止したところから再生される。「キープ」中に録画された映像は自動的に消去されるため、いつのまにかHDDを圧迫していたということもない。
対応ラックシアターと接続すれば、見ている番組のEPG情報をもとにサラウンドモードが自動的に切り替わるほか、対応のビデオカメラやCATV用セットトップボックスの操作もテレビのリモコンで行える。
デジタルテレビ向けインターネットサービス「アクトビラ」(アクトビラ ベーシックのみ)が利用できるほか、同社製ドアホンやセンサーカメラの画像を確認するディスプレイとしても活用できる。3波対応デジタルチューナーはシングルだが、外部入力された映像とチューナーの映像を分割して同時表示する「簡易2画面」が利用可能。入力端子はHDMI×2、D4×2ビデオ入力×4ほか。
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