ニュース
キヤノン、新開発のLCOSデバイスを搭載した液晶プロジェクター「SX80」
キヤノンは液晶プロジェクター「SX80」を6月下旬に発売する。新たに自社開発したLCOSデバイスを採用。独自の光学システム「AISYS」と組み合わせた。
キヤノンは6月3日、自社開発のLCOSデバイスを採用した液晶プロジェクター「SX80」を発表した。価格は44万8000円。6月下旬より発売する。
1400×1050ピクセルの0.55型LCOS(Liquid Crystal on Silicon)パネル3枚を搭載。この新開発パネルに、光学システム「AISYS」(Aspectual Illumination System:エイシス)を組み合わせることで、輝度3000ルーメンとコントラスト比900:1を実現した。
レンズは1.5倍の電動ズームを搭載。レンズの光軸と投写映像の下端の高さが一致する10:0レンズシフト方式の採用で、柔軟な設置を可能にした。さらにプロジェクターでは初となる「PictBridge」規格にも対応しており、デジタルカメラなどの入力機器をダイレクトに接続できる。
そのほか機能面では、色合いや濃さを細かく調整できる6軸色調整機能、ピント合わせや台形歪み補正を含む4つの設定を自動で行うオートセットアップなどを搭載。本体サイズは332(幅)×121(高さ)×340(奥行き)ミリで、重量は約5.2キロ。
関連記事
- キヤノン、SD+内蔵メモリのAVCHDビデオカメラ
キヤノンブースでは、米Canonが発表したSDメモリーカード対応AVCHDビデオカメラが展示されている。16Gバイトの内蔵メモリを備える機種も用意。 - キヤノン、16ギガメモリ搭載“ダブルメモリー”AVCHDビデオカメラ
キヤノンがビデオカメラ「iVIS」の新製品を発売。「iVIS HF10」はSDメモリーカード&内蔵16Gバイトメモリでコンパクトボディに最長12時間のハイビジョン録画が行える。 - ダブルメモリーと高倍率長時間撮影モデル キヤノンがビデオカメラ2機種
キヤノンがビデオカメラ2機種を発表。内蔵メモリ&SDメモリーカードの“ダブルメモリー”「iVIS FS10」と、長時間撮影可能なDVDタイプ「iVIS DC300」。 - キヤノンの最終兵器? メモリ記録で小型化と高画質を両立させた「iVIS HF10」
ついにキヤノンからメディアをメモリのみとしたAVCHDビデオカメラが登場した。コンパクトながら奥行き感のあるHD映像を撮影可能で、“キヤノンのメモリ型ビデオカメラ”を待っていた人も、コンパクトなHDビデオカメラが欲しい人にもお勧めだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.