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自分にピッタリのイヤフォンを選び出す――カナル型編バイヤーズガイド(6/6 ページ)

ヘッドフォン編に引き続き、人気のカナル型イヤフォンの選び方から試聴のポイント、おすすめモデルをご紹介。

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IE-40(Ultimate Ears)

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製品特徴:プロフェッショナル・イヤーモニターにも採用されているトリプル・バランスド・アーマチュア方式のドライバーを搭載。独自開発のデュアル・ボア・デザイン(高域と低域で別ポートを使用するレイアウト)の採用とも相まって、優れた音響特性とサウンドステージの両立を実現している。1.2メートルの付属ケーブルは取り外し可能で、損傷しても本体を買い替える必要がない点はうれしい。

音の特徴:微細な部分まで漏らさず拾い上げてくれる丁寧かつ心地よいサウンドは、長時間聴いていてもまったく飽きを感じない。高級イヤフォンいう肩書きにふさわしい上質なモデルだ。とはいえ穏健派というわけではなく、ロックやジャズなどのダイナミックな曲もそつなくこなす懐の深さがある。音楽に癒されたい、もしくは音楽の心地よさを存分に楽しみたいという人にはベストな製品。この音も好きだがもう少しモニターライクなストレートサウンドがいい、という人には同価格帯の「Triple.fi 10 Pro」がおすすめ。

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ATH-CK100(オーディオテクニカ)

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製品特徴:トリプル・バランスド・アーマチュアドライバー(2ウェイ3ドライバー)を搭載し、低域から高域まで歪みのないワイドレンジ再生を特徴としている。同時にチタンハウジングを採用することで小型軽量化も実現。トリプル・バランスド・アーマチュアドライバー搭載モデルのなかでは世界最小サイズとなっており、高い装着性を獲得している。

音の特徴:カナル型でここまで素性の良いモニターヘッドフォンが登場するとは思わなかった、というのが正直な感想。ワイドレンジさ、音響特性、強弱のニュアンスの確かさ、解像度感など、すべてにおいてとても優秀。本来の音を忠実に、しかも綿密に再現してくれる。高級モニターヘッドフォンを愛用している人には、これほど好ましい製品はないはず。原音再生にこだわるオーディオテクニカならではの逸品だ。

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SE530PTH(Shure)

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製品特徴:高域に1つ、低域に2つのトリプル・バランスド・アーマチュアドライバーを搭載することで、精密な高音と量感豊かな低音を両立。小型マイクを内蔵することで交通機関などのアナウンスや話し相手の声を聞き取れるコントローラーも付属する。コントローラーレスの「SE530」も用意されている。

音の特徴:丁寧かつワイドレンジ。文句のないハイクオリティーサウンドを持ち合わせているものの、一番の魅力はマイクロフォンも手がける同社ならではのリアルな再現性だろう。厳密にみれば再生音に多少のカラーレーションがみられるものの、ボーカルにしろ楽器にしろ、生々しいまでのリアリティーと熱気にも似た温度感を感じるとることがてきる。この音に一度ハマってしまえば他に浮気することができなくなりそうな、魅力あふれるサウンドだ。

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