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デジタル放送番組を高速ダビング、三菱がDVDレコーダー新製品
三菱電機は、DVDレコーダーの新製品「DVR-DS120」を5月10日に発売する。デジタル放送番組もDVDに約15分で高速ダビングできる「スマートダビング」機能搭載。
三菱電機は4月17日、DVDレコーダーの新製品「DVR-DS120」を発表した。5月10日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では4万円前後になる見込みだ。
250GバイトのHDDを内蔵したDVD&HDDレコーダー。デジタルチューナーはシングル構成だが、アナログ放送や外部入力を組み合わせれば2番組の同時録画が可能だ。
また新たに「スマートダビング」機能を搭載。ハイビジョン放送を「TS AUTOモード」で録画した場合、TS録画(HD画質)と同時にダビング用のデータ(SD画質)を作成することにより、DVDに約15分で高速ダビングできる(4倍速以上のDVD-R使用時)。ダビング用データの画質は、録画時間をもとに15段階から自動設定するため、録画時間が8時間までなら1枚のDVDに収まる。
もちろん、同社製レコーダーの特徴でもある「オートカットi」や「ハイライト再生」「楽曲再生」機能を搭載。録画した番組の本編部分またはCM部分のみの再生、スポーツ番組のハイライトシーン、音楽番組の歌や演奏シーンのみの再生など、見どころだけを効率よく視聴できる。
外形寸法は435(幅)×370(奥行き)×75(高さ)ミリ。重量は約4.5キログラム。
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