プロの頭脳を持った? 家庭用ダーツ「PC-DARTS 2」:東京おもちゃショー2009
PCと接続して本格的なダーツが楽しめる「PC-DARTS」(ピーシー・ダーツ))にグレードアップした第2弾が登場。プロの理論を取り込んだCOM対戦が楽しめる。もちろん、前モデル同様にツンデレ仕様にすることも可能。
エポック社は、PCと接続して本格的なダーツが楽しめる「PC-DARTS」の新製品として「PC-DARTS 2」を9月19日に発売する。付属ソフトを作り直し、付属のダーツも豪華仕様とした。価格は据え置きの3万1290円。
PC-DARTSは、業務用と同じ15.5インチのボードを採用し、PCと接続してゲームの進行から得点計算などを自動化できる「究極の家庭用ダーツ」(エポック社)。ダーツが刺さったときの効果音などを自由に変更できるカスタマイズ性も魅力。同社サイトで無償配布されているオリジナル音源を使えば、効果音やアワードメッセージを“ツンデレ”仕様や“ニャンコ”仕様に変更できる(→究極の家庭用ダーツ「PC-DARTS」に“もえ”る)。
PC-DARTS 2の強化ポイントは主に2つ。新しいソフトウェアと付属のオリジナルダーツがグレードアップしたことだ。
ダーツ本体は、従来のシルバーから、なだらかな曲線を持つゴールドタイプに変更。チップ(先端部分)には“刺さりやすさ”に定評のあるリップポイントを採用した。新たに専用ケースも用意し、「そのままダーツバーに持って行けるクオリティー」(エポック社の担当者)という。
一方のソフトウェアは、初心者からハイアマチュアまで幅広いユーザー層を想定して複数の機能を追加した。例えば、ルールの分かりやすい解説画面を初心者向けに用意したり、ひたすら練習したい人のために、最大99ラウンドまで連続プレイできるプラクティスモードも設けた。
アベレージを上げたい場合には、レーティングやスコア、どこに多く当たったかを示す分布図など、自分のプレイが分かる各種データが便利。また今回から成績をテキストデータで書き出せるようになり、表計算ソフトなどに取り込んで管理することができる。「ゲーム中に気になるPPD(Points Per Darts)やMPR(Marks Per Round)を1投ごとに表示するなど、自分なりに分析しながら練習できます」。
腕におぼえのある人は、COM対戦で「01」ゲームに挑戦しよう。女子トッププレーヤーの大内麻由美プロが監修してCOM対戦時の得点アルゴリズムを一から見直している。「従来はCOM対戦をしていても、単に“点が入っていく”印象でしたが、今回は“どこを狙えば相手(この場合はユーザー)がくやしがるか”など、大内プロの理論を取り込んでいます」。
従来機で好評だったカスタマイズ性もグレードアップ。新たにブル(BULL)に当たったときの演出を変更できるようにした。表示する画像を景品や罰ゲームにして、各種パーティーなどで活用できるという。もちろん、従来機と同様に壁紙や音楽、効果音、アワードムービーなどの変更も可能だ。
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