オンキヨー、Windows 7対応のAVアンプ最上位機「TX-NA5007」
オンキヨーは、AVアンプの新しいフラグシップモデルとなる「TX-NA5007」および「TX-NA1007」を9月に発売する。マイクロソフトの「Compatible with Windows 7」認証を取得。
オンキヨーは8月24日、AVアンプの新しいフラグシップモデルとなる「TX-NA5007」および「TX-NA1007」を発表した。他社に先駆け、マイクロソフトの「Compatible with Windows 7」認証を取得。ネットワークを介してPC内の音楽ファイルを再生できる。どちらも9月11日発売予定で、価格はTX-NA5007が36万7500円、TX-NA1007は26万2500円。
Windows 7搭載のPCとLAN接続すると、PC側がAVセンターを認識し、Windows Media Player上でTX-NA5007などを再生機器として選択できる。対応するファイルは、WAV、FLAC、Ogg Vorvis、リニアPCM。あらたに24bit/96kHzのファイルをサポートした。
TX-NA5007は、各チャンネル200ワット(定格)の出力を持つ9.1チャンネルAVアンプ。特許取得済みのVLSC回路技術や3段インバーテッドダーリントン回路など独自の音質技術に加え、「ドルビー プロロジック IIz」や「オーディシーDSX」(Audyssey Dynamic Surround Expanstion)といった最新技術を導入した。ビデオプロセッサーとして「HQV Reon-VX」を搭載。1080pへのアップコンバートが行える。
HDMI入力は8系統。出力は2系統で、同時出力も可能だ。HDMIリンク機能も搭載しており、パナソニックや東芝、シャープ製のテレビとの連携動作に対応している。そのほかの入力端子は、D4×3、コンポーネント×3、Sビデオ×4、コンポジット×5など。
外形寸法は435(幅)×464(高さ)×199(高さ)ミリ。重量は25キログラム。マクロ対応のリモコンが付属する。
一方のTX-NA1007は、各チャンネル180ワット(定格)の9..1チャンネルAVアンプ。上位モデル同様、VLSC回路技術や3段インバーテッドダーリントン回路など独自の音質技術に加え、ドルビー プロロジック IIzやAudyssey Dynamic Surround Expanstionといった最新技術を導入した。HDMI入力は6系統、出力は2系統で同時出力が可能だ。
外形寸法は435(幅)×464(高さ)×199(高さ)ミリと共通で、重量は少し軽い23.5キログラム。マクロ対応のリモコンが付属する。
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