電話機とフォトフレームを一体化、シャープ「インテリアホン」の新モデル
シャープは固定電話機とデジタルフォトフレームを組み合わせた「インテリアホン」に、液晶ディスプレイを小型化し子機一体型デザインの新モデルを追加した。
シャープは2月18日、固定電話機とデジタルフォトフレームをセットにした「インテリアホン」の新モデル「JD-4C1CL/CW」を4月中旬に発売すると発表した。4.3型の液晶ディスプレイにデジタルフォトフレームとタッチパネル機能を備える親機と、電話機に相当する子機を一体化させたデザイン。カラーはホワイト系、ブラウン系、レッド系の3色。価格はオープンで、実売想定価格は子機1台を付けたJD-4C1CLが2万円前後、子機2台付のJD-4C1CWで2万8000円前後。昨年9月に発表された親子機別体型の「JD-7C1CL/CW」も引き続き販売される。
“美しい佇まい”をデザインコンセプトとし、横長の親機に子機を立てるフォルムで「あくまで電話機としての主張は残しつつ、進化したデザイン」を目指したという。7型ディスプレイを持つ前モデルはデジタルフォトフレームを強調したデザインだが、新モデルではあえてファックス機能をなくし、4.3型の小型ディスプレイを採用することでコンパクトなデザインとした。
親機にSD/SDHCメモリーカードまたはメモリースティック(PRO)を装着するか、内部メモリ(64Mバイト)に保存した画像をデジタルフォトフレームとして表示できる。タッチパネルを使ったダイヤル操作、ディスプレイに登録相手の写真を表示させる「フォト電話帳(5件)」、着信時に相手の顔写真を表示する「フォト着信」、時計・カレンダー機能などは前モデルと同じ。新規に追加されたアクセサリは「キッチンタイマー」「カウントダウンアラーム」「目覚まし機能」の3つ。また、「誰からコール」と「無接点充電」は搭載されない。
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