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サッカーW杯、対オランダ戦など25試合を3Dテレビで
スカパーJSATとソニーは、サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会の日本対オランダ戦など25試合を3D放送すると発表した。
スカパーJSATとソニーは4月20日、「2010 FIFAワールドカップ南アフリカ」全64試合のうち25試合を「Sony Presents『2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ 3D』」として3D放送すると発表した。「スカパー! HD」または「スカパー!光」のチャンネルまたはパック・セットの契約者は、追加料金なしで視聴できる。3D方式はサイドバイサイドで、3Dテレビならメーカーを問わず視聴可能だ。
「スカチャン3D169」という3D専門チャンネルを6月19日に開局し、オープニングとして日本対オランダ戦を生中継で3D放送する。3Dで撮影される25試合は4月8日に発表されたとおりで、生中継されるのは上記のほか決勝戦の2試合となる。このほか、スカパー!は2Dによるハイビジョン映像で全64試合を放送する。
FIFAのオフィシャルパートナーであるソニーは今回、3D対応のマルチパーパスカメラ「HDC-P1」や撮影された映像を処理するマルチイメージプロセッサ「MPE-200」といった放送用機材を提供する。この技術提供によって3D放送が実現したという。
1試合当たり7台の3Dカメラを使い、従来とは異なるポイントから3Dならではの映像を撮影する。ゴール裏やタッチライン際など近・中距離から撮影されたシーンが、より3Dらしい迫力を持つという。今回の3D映像は日本を始めスペイン、韓国、米国で放送される予定。また、大会後にダイジェスト版BDを発売する予定もある。
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