オーディオテクニカ、低音域重視の「ソリッドベース」新製品
オーディオテクニカは、低音表現を重視した同社の「ソリッドベースシリーズ」からイヤフォン2モデルとヘッドフォン1モデルを発売する。
オーディオテクニカは3月30日、低音域の表現に優れる“SOLID BASS SYSTEM”採用のインナーイヤフォンの「ATH-CKS77」「ATH-CKS55」、ポータブルヘッドフォンの「ATH-WS55」を4月中旬より発売すると発表した。価格はATH-CKS77が8925円、ATH-CKS55が5040円、ATH-WS55が8925円。
ATH-CKS77は、低音域を増幅する空気室を設け音響抵抗を直列配置した“SUB CHAMBER MECHANISM AR(サブチャンバーメカニズムAR)”、イヤーピースの位置を2段階に調整可能とし、フィット感向上と音漏れを防ぐ“2 POSITION POST(2ポジションポスト)”の2機構を搭載したインナーイヤフォン。強磁力マグネットとCCAWボイスコイルを使用した12.5ミリ径の同製品専用ドライバーユニットを搭載する。再生周波数は5〜2万5000Hz、インピーダンスは14オーム。コード長は1.2メートルで重量は約7グラムだ。付属するイヤーピースはXS、S、M、Lの4サイズ。
ATH-CKS55も同様に“SUB CHAMBER MECHANISM AR”と “2POSITION POST”の2機構を搭載したインナーイヤフォン。こちらは再生周波数5〜2万4000Hzでインピーダンスは17オーム。コード長は1.2メートルで質量は約6グラム。イヤーピースはXS、S、M、Lが付属する。
ATH-WS55は、アルミニウムハウジングを多層の樹脂材で挟む“重層構造ハイブリッドハウジング”や空気室をハウジング内に2基搭載する“ダブルエアチャンバーメカニズム”などを搭載したヘッドフォン。イヤーパッド部分を折りたためるスイーベル機能を備え、携帯性を考慮。ヘッドバンドは無段階調整ができ、最適な装着感を得られる。再生周波数は10〜2万4000Hzでインピーダンスは40オーム。コード長は1.2メートルで重量は165グラムとなる。
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