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パナソニック、デュアルコアCPU搭載の「スマートテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSI」を開発

パナソニックセミコンダクターは、デュアルコアCPUを搭載した「スマートテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSI」を開発、サンプルの出荷を開始すると発表した。

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 パナソニックセミコンダクターは6月7日、デュアルコアCPUを搭載する「スマートテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSI」を発表した。


「スマートテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSI」

 GPUなどを内蔵したAV処理用の「UniPhier(ユニフィエ)」プロセッサーと英ARM製となる1.4GHz動作のデュアルCPU「Cortex-A9 Dual」を搭載したシステムLSI。ブロードバンド接続が可能なテレビにおいて、「これまではテレビ画面を出力する余力でインターネットコンテンツの利用をしてきたが、ネットワーク対応のアプリケーション処理に優れたCPUを別個搭載、処理を振り分けることによって、テレビ番組の視聴とインターネットコンテンツの利用を、高品位で同時に処理できるようになった」(同社)という。

 同システムLSI搭載製品の場合、テレビ放送2番組とインターネット上のアプリケーションを同時利用するといったシーンでも各種コンテンツをスムーズに楽しめるほか、映像、音声コーデックに加えフルHD対応の3Dグラフィックス回路などを1チップに集約したことによりシステムを合理化。多彩な映像表現を可能としつつも、同社従来製品と比べ消費電力を約40%削減した。

 サンプルの出荷は6月より開始予定。

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