ニュース
江戸時代の台時計を自分の手で復刻? 「週刊 和時計をつくる」創刊
デアゴスティーニ・ジャパンは、江戸時代に使われていた和時計(台時計)の復刻モデルを作れるクラフトマガジン「週刊 和時計をつくる」を創刊した。全60号発行予定。
デアゴスティーニ・ジャパンは8月2日、和時計の復刻モデルを作れるパーツつきクラフトマガジン「週刊 和時計をつくる」を発表。創刊号を8月30日に発売する。全60号発行予定で、通常価格は1号1990円。創刊号のみ特別価格として890円で発売される。
完成するのは、江戸時代の機構で再現された台時計だ。完成サイズは全長約67センチ、幅約24センチとなる。金属パーツと木製パーツ、合計約420点を組み合わせて構築。文字盤等の主要金属パーツは当時と同じ真鍮(しんちゅう)製だという。
江戸時代に使われていた日の出と日の入りを基準に季節ごとに時間の刻み方が変わる「不定時法」で動く時計で、昼用と夜用の2つの天符を使う「二挺天符」機構を採用している。実際に鐘が鳴る時打ち機構も再現されており、十干十二支暦での日付も表示される。
付属冊子では和時計や時計全般の解説、江戸時代の発明品紹介等を収録。木工用ボンドや筆など組み立てに必要となる主要な道具も順次提供される予定だ。
本体以外に冊子を収納するバインダーも販売される。価格は通常価格1290円だが、11月末まで690円で販売される。1冊のバインダーには15冊の冊子が収納可能。創刊号から35号まで購読すると、真鍮製の和時計風懐中時計を全員にプレゼント。また、サイトから定期購読を申し込んだ場合には唐草模様入りのマイクロファイバークロスがプレゼントされる。
関連記事
- 全幅75センチの金属モデル、デアゴスティーニ「週刊 零戦をつくる」
デアゴスティーニ・ジャパンは、「週刊 零戦をつくる」を8月25日に発売する。毎号付属のパーツを組み立てると、細部まで忠実に再現された「零戦二一型」の模型が完成する。 - 全80号で完成――「週刊 ロボザック」創刊
デアゴスティーニが“パーツ付きマガジン”「週刊 ロボザック」を創刊する。本格的な2足歩行ロボットのパーツが毎週送られ、全部で80号。 - 自律型ロボットの部品が毎号付属する「週刊マイロボット」
ディアゴスティーニ・ジャパンはロボットの部品が毎号付属する「週刊マイロボット」を創刊した。特典DVDも付属した創刊号は590円。第75号までの刊行を予定されており、完成すると自律型ロボットが完成する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.