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日本流スマートテレビは“執事”を目指せ麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」(4/4 ページ)

海外メーカーを含め各社の動きが激しくなっている“スマートテレビ”だが、日本メーカー独自の賢さを探求する動きも顕在化してきた。では、AV評論家・麻倉怜士氏が「欲しい」というスマートさとは……執事。

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おまけコーナー、麻倉怜士の「ネタ帳」

――今回はネットワークオーディオプレーヤーですか?

麻倉氏:デノンが9月中旬に発売する「DNP-720SE」です。これは、リンの「LINN DSシリーズ」やヤマハの「NP-S2000」などと同様、NASなどに貯めた楽曲ファイルをネットワーク経由で再生するネットワークプレーヤーです。今まではハイエンドの領域にある製品でしたが、DNP-720SEの定価は5万400円です。一気に普及価格帯まで下りてきたこと、そして単品コンポーネントと同じ幅430ミリのサイズで展開している点に注目したいですね。


AirPlay対応のAM/FMチューナー内蔵ネットワークオーディオプレーヤー「DNP-720SE」。カラーはプレミアムシルバーとブラックの2種類

――音質のほうはいかがでしょう

麻倉氏:デノンは、かなり本格的な音を狙ってきたようです。例えば、同価格帯のCDプレーヤーと比較すると、音のレンジ感や透明感、解像感などに歴然とした差が出ています。さらに96kHz/24bitのハイレゾリューション音源に対応していますので、レベルの違う音質を楽しめます。

 今、オーディオファンの間でハイレゾ音源のブームが起きています。秋の「音展」もおそらく“ハイレゾフェア”のような感じになると思います。今後、大きな流れになるハイレゾ音源を気軽に、高いコストパフォーマンスで楽しめるアイテムとして、DNP-720SEをオススメしたいと思います。

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