バンダイ、4万2000円の「1/700 東京スカイツリー」プラモデル:あのクレーンも付属
バンダイがこだわりの東京スカイツリープラモデルを発表した。全高905ミリのビッグサイズ。独特の形状はもとより、ライティングや航空障害灯、建設時に活躍したクレーンまで再現した。
バンダイは8月31日、2012年5月22日に開業予定の「東京スカイツリー」を1/700スケールで再現するプラモデル「1/700 東京スカイツリー」を発表した。全高905ミリのビッグサイズ。4万2000円で10月29日に発売する予定だ。
東京スカイツリーの形状を精密に再現した大型プラモデル。独特のスタイルはもちろん、それを構成する複雑な鉄骨の太さから組み合わせ方まで、綿密な調査によって忠実に再現している。「設計図や関係者との打合せに加え、ヘリコプターによる空撮など独自取材も行った」(同社)。
頂上部のゲイン塔は、開業時の形状を再現。第1/第2展望台とガラス張りの空中回廊は、シルバーとクリアのパーツで仕上げた。さらにタワー建設時に活躍したタワークレーン「JCC-V720AH」4基が付属。実際の建設工事と同様、脚部の長いタイプが2基、短いタイプが2基となっている。
もちろん、ライトアップ時のイメージも再現可能。ベースになるライティングユニットや塔体に計31個のLEDを搭載し、タワーを貫く心柱を淡いブルーの光で照らし出す「粋」風、江戸紫をテーマカラーに金箔(きんぱく)のようにきらめく光をちりばめた「雅」風のライティングイメージを再現できる。
粋と雅は、スイッチの切り替え、もしくは「自動モード」設定により5分ごとに切り替えることができる。さらに第1/第2展望台それぞれの上部を回転する「時を刻む光」もモーター駆動で再現。タワーの各所に設けられた航空障害灯は、開業時の白を採用している(現在は赤)。
組み立てに接着剤は不要。ライティングユニットは組み立て済みで、足元から順番に組み立てていく仕組みだ。外側の鉄骨部分は大まかなパーツに分けられており、「組応えと作りやすさを両立させた」(同社)。総パーツ数は169点。電源には単二乾電池3本(別売)を使用する。
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