ボーズ、商業・公共施設向けのパワーアンプなどを発売
ボーズは「FreeSpace」シリーズの新ラインアップとして、商業・公共施設向けのミキサーパワーアンプ「FreeSpace IZA integrated zone amplifier」およびパワーアンプ「FreeSpace ZA zone amplifier」を発売する。
ボーズは、業務用ミキサーパワーアンプ「FreeSpace IZA integrated zone amplifier」、およびパワーアンプ「FreeSpace ZA zone amplifier」を発表した。12月19日に発売する。
商業・公共施設向けの「FreeSpace」シリーズ最新モデル。いずれも設置の自由度が高いコンパクトボディーが特長で、オプションのRack Mount Kit(1台あたり6300円)を使えば1Uサイズラックに収納することもできる。
ミキサーパワーアンプには、「FreeSpace DS16/DS40」スピーカーに適した専用イコライザーを内蔵。ページ信号入力時に再生音を自動で減衰する「Opti-voice paging」により、音楽再生中でも継ぎ目のないページングを実現するという。
また、フロントパネルに入力切替やマスターボリューム調整を配置することで利便性が向上。Treble/Bassのトーンコントロールも装備している。フロントパネル中央部にはAUX入力とマイク/ライン入力を備え、ポータブルオーディオプレーヤーやPCなどの外部機器を接続することも可能だ。
そのほか、同シリーズの「FreeSpace ZA zone amplifier」を追加するだけで、簡単にスピーカー増設などのシステム拡張に対応。FreeSpace IZA integrated zone amplifierのAUX出力に接続すれば、2台のアンプを1つのシステムとして動作でき、マスターボリューム操作から音楽やページングのソース共有まで行える。
ラインアップおよび販売予定価格は、アンプ出力が50ワット×2(4オーム)の「IZA 250-LZ」が5万400円。90ワット×1の「IZA 190-HZ」が6万900円。50ワット×2の「ZA 250-LZ」が3万8850円。90ワット×1の「ZA 190-HZ」が4万9350円となっている。
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