手のひらサイズのスカパー!HDチューナー「TZ-HR400P」、提供開始:ついにUSB外付けHDD対応
スカパー!JSATは12月16日、手のひらサイズのスカパー!HD対応チューナー「TZ-HR400P」の発売およびレンタルの受付を開始した。市販のUSB外付けHDDを接続して録画できる。
スカパー!JSATは12月16日、手のひらサイズのスカパー!HD対応チューナー「TZ-HR400P」の発売およびレンタルの受付を開始した。販売価格は1万7800円、レンタルの場合は月額630円となる。
従来のチューナーに比べて幅が約2分の1、重さは約4分の1という省スペース設計のチューナー。縦置き対応のスタンドも付属しているため、縦置きにすればさらにフットプリントを小さくできるという。
最大の特長は、USB外付けHDDへの録画をサポートしたことだ。従来のスカパー!HDチューナーは、「TZ-WR320P」などのHDD内蔵型をのぞき、LAN接続した外部機器に録画する「スカパー!HD録画」が基本だった。しかし今回は、従来の録画方法に加えて、市販のUSB外付けHDDに録画することが可能になった。
外付けHDDは、USBハブを使って最大4台まで同時接続が可能。2TバイトのHDDを接続すれば、ハイビジョン番組が約480時間ぶん録画できる。なお、同社サイトで動作確認済みの推奨HDD(バッファロー、アイ・オー・データ機器製)や推奨USBハブの一覧を公開している。
一方、従来のチューナーと同様にLAN経由の録画(スカパー!HD録画)およびダビング(スカパー!ダビング)もサポート。USB外付けHDDに録画した番組を、対応するBDレコーダーにムーブ(あるいはコピー)して、BD-R/REに残すことも可能になっている。
録画機能では、TZ-WR320Pでユーザーに好評だった「探して毎回予約」(シリーズ予約)を継承したほか、シリーズ録画した番組をまとめて表示する「まとめ番組」、番組表や録画済み番組名を音声で読み上げる「音声ガイド」、画面上でヘルプを参照できる「かんたんガイド」といった機能を追加した。番組表に好みのチャンネルだけを表示できる「お好みチャンネル」などのカスタマイズも可能だ。
背面のインタフェースは、HDMI出力、コンポジット出力、光デジタル音声出力など。専用リモコンが付属する。
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