ヤマハ、ウィジェット機能を搭載した新「AV CONTROLLER」:Android版のVer.2.01登場
ヤマハは1月5日、同社製AVアンプなどを操作できるアプリ「AV CONTROLLER」の新バージョン「version 2.01」を公開した。
ヤマハは1月5日、無線LANを介して同社製AVアンプなどを操作できるアプリ「AV CONTROLLER」の新バージョン「version 2.01」をAndroid Marketで公開した。新たにウィジェット機能に対応したほか、操作性や旧モデルへの対応を強化している。利用は無料だ。なお、iOSにはウィジェット機能がないため、今回のバージョンアップはAndroid版のみとなる。
ウィジェット機能は、AV CONTROLLERの設定や操作を容易にするものだ。ver.2.01をインストトールするとウィジェットリストにAV CONTROLLERが入り、選択するとホームメニュー上に小さな“操作バー”が表示される。アプリ本体を起動しなくても、ここからボリューム操作や基本設定(入力切り替え、DSP、ZONEやSCENEの切り替え)、電源オン/オフといった使用頻度の高い操作が可能になる。もちろんAV CONTROLLER(アプリ本体)へのショートカットも用意されている。
旧モデルの対応強化では、これまで「RX-A3010/2010/1010」および「RX-V771」にのみ提供されていたオプションメニューが新たに5機種で利用できるようになった。新規対応モデルは、「RX-V3067/2067/1067」「DSP-Z7」「DSP-AX3900」。機種によって少し差はあるが、トーンコントロールやAdaptive DRC、Pure Direct、Video Adjustment、Dialogue Lift、Cinema DSP 3D、Enhancerといったメニューが利用できる。
このほか、楽曲再生中の操作性も改善。これまでは再生画面からフリック操作で「デバイス選択画面」に戻ることができたが、楽曲再生が止まってしまうため、「Back」ボタンのみで戻る仕様になった。また、従来は一度対応機種と接続すると機器選択画面に「DEMOモード」が表示されなくなっていたが、今回からデバイスが見つからなかったり、Wi-Fiをオフにした場合にはDEMOモードが再度表示されるように変わった。
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