HDMIに差すと“スマートテレビ”に──オンキヨー、「インターネット・ スティック」発売
オンキヨーが、差すだけでテレビを“スマートテレビ”にする機器を発売。Android 2.3搭載で無線LAN実装、別途USB接続のキーボードやマウスも使える。
オンキヨーデジタルソリューションズは8月8日、テレビのHDMI端子に差すだけでインターネット機能を利用できるようになるスティック型機器「インターネット・スティック(NT-A1)」を発表、2012年8月下旬に発売する。同社直販サイト「オンキヨーダイレクト」価格は9980円(税込み)。
インターネット・スティックは、USBメモリほどの小型ボディにインターネット/メディアファイル再生などの機能、HDMI出力、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、4Gバイトストレージ(フラッシュメモリ)、512Mバイトメモリ、USB 2.0、microSDスロットなどを実装する、ディスプレイレスのAndroid端末。OSはAndroid 2.3で、CPUは1GHz動作のCortex A9を採用する。
画面出力は搭載するHDMI端子にて、HDMI入力付きのテレビやディスプレイに差して行う仕組み。最大1080P出力をサポートする。Webサイト表示やネットサービスの利用、YouTube動画の再生、搭載するmicroSDスロット経由でデジカメ写真の再生などが行える。一般的なUSBキーボードやマウスを差して使うこともできる。
Google Playには非対応。音楽・写真・動画再生アプリ、メディア共有、ファイル管理、時計、Google検索といった10種類のアプリケーションをプリインストールする。
本体サイズは90.5(幅)×34(高さ)×15.5(厚さ)ミリ、重量は約46グラム。ACアダプタ(USB5ボルト/2アンペア出力)、操作用赤外線リモコンと受信モジュール、USBケーブル、HDMI延長ケーブルなどが付属する。別途、キーボード機能付きの赤外線リモコン「KR-A1」(7980円、2012年9月中旬出荷予定)も専用オプションとして用意する。
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