「PCオーディオの最先端」、ティアックがDSD 5.6MHz対応USB DACなど「Reference 501シリーズ」3製品を発表:未知の世界かも(2/2 ページ)
ティアックが「春のヘッドフォン祭 2012」で参考展示した「Reference 501シリーズ」を発表。DSDディスク再生対応のプレーヤーなど「PCオーディオの最先端と呼ぶにふさわしい」(同社)ラインアップをそろえた。
USB DAC内蔵プリメインアンプ
「AI-501DA」は、USB入力を備えたDAC内蔵のプリメインアンプだ。バーブラウンのDACチップ「PCM5102」を搭載し、最大192kHz/24bitまでサポート。PCとスピーカーがあればPCオーディオを楽しめる。もちろんMP3などの一般的なファイル再生も可能。アシンクロナス(非同期)モード転送にも対応している。
Class-Dアンプは、ノルウェーABLETECの「ALC0180」を採用。消費電力を抑えつつ(最大55ワット)、チャンネルあたり最大68ワットの出力を確保しており、本格的な大型スピーカーも駆動できるという。
そのほかの入力端子は、同軸デジタル、光デジタル2系統。アナログ音声出力も備えた。外形寸法は、290(幅)×81.2(高さ)×264(奥行き)ミリ。重量は4キログラム。
DSDディスクを再生できるCDプレーヤー
「PD-501HR」は、いわゆるDSDディスク(.dsfファイルを書き込んだDVD-RやCD-R)の再生に対応したCDプレーヤー。PCがなくてもハイレゾ音源が楽しめる。
2.8M/5.6MHzのDSDファイル、最大192kHz/24bitのWAVなどに対応。ピュアモードをオンにすると、DSD信号のPCM変換を行わず、ダイレクトにアナログ化するという。「PCM変換では味わえなかったDSDならではの情報量を存分に楽しめる」(同社)。CDのほか、DVD-ROM、DVD±R/RWの再生も可能だ。
出力端子は、光/同軸デジタル、アナログコンポジットを用意した。外形寸法は290(幅)×81.2(高さ)×244(奥行き)ミリ。重量は4.2キログラム。
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