ハイレゾ音源収録の“BDミュージック”、第1弾3タイトルが登場
カメラータ・トウキョウは12月12日、ハイレゾ音源を収録したBlu-ray Disc「ブルーレイディスクによるハイレゾリューションオーディオ」の初回3タイトルを発売した。
カメラータ・トウキョウは12月12日、ハイレゾ音源を収録したBlu-ray Disc“BDミュージック”の初回3タイトルを発売した。
メモリーテック、クリプトン、キュー・テック、カメラータ・トウキョウの4社で構成する「Promotion Group of Blu-ray Disc for High Resolution Audio」が今年9月に提案した「ブルーレイディスクによるハイレゾリューションオーディオ」(BDミュージック)の第1弾。タイトルは、「驚異のデュオ/ベルリン・フィルハーモニック・デュオ」「シューベルト:交響曲第5番/フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”」「コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ/タマーシュ・ヴァルガ」で、価格は各3500円となっている。
BDミュージックは、Blu-ray Discが持つ1層25Gバイトの容量をオーディオメインに利用する音質最優先のパッケージメディア。映像データはメニューやジャケットイメージなど最低限にとどめ、その代わり非圧縮のリニアPCMでハイレゾ音源(96kHz/24bit、192kHz/24bit)を収録する。普及したBDレコーダーやBDプレーヤーを使い、CD感覚で再生できるという。
「96kHz/24bitのデータは、CDではカットされてしまう22.05kHz以上の高域を48kHzまで再現できる。またCDの256倍の音の階調を持ち、極めて繊細な音の変化まで捉えられる。マスター音源に極めて近い音質での音楽鑑賞が可能になる」(同社)。
関連記事
- Blu-ray Discにハイレゾ音源、クリプトンなど4社が“BDミュージック”を提案
Blu-ray Discの大容量を活用する音楽パッケージが登場。普及したBDレコーダーやBDプレーヤーを使い、CD感覚で再生できることが基本コンセプトだ。 - クリプトン、192kHz/24bit再生に対応した小型アクティブスピーカー「KS-3HQM」を発売
クリプトンは、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応した小型アクティブスピーカー「KS-3HQM」を10月中旬に発売する。 - そもそも“PCオーディオ”って何だろう?
盛り上がりを見せている“PCオーディオ”。ITmediaでも、ついに特集ページを開設するという。そこで今回は、そもそもPCオーディオとは何か――そのメリットと楽しみ方を基本から紹介していこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.