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米DTS、初の「DTS Headphone:X」対応タイトルを発売
米DTSは、バーチャルサラウンド技術「DTS Headphone:X」に対応した初のコンテンツを発表した。
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米DTSは、バーチャルサラウンドソリューション「DTS Headphone:X」のオーディオミックスに対応した初のタイトルとして「マン・オブ・スティール オリジナル・サウンドトラック 限定デラックス版」(販売元:WaterTower Music)を米国で発売した。
DTS Headphone:Xは、一般的なヘッドフォンで最大11.1chのバーチャル・サラウンドを実現する技術。耳から聞いた音が頭の中で鳴っているのではなく、自分の周りをスピーカーが取り巻いているように聞こえるのが特長だ(→関連記事)。マン・オブ・スティールを手がけた作曲家、Hans Zimmer(ハンス・ジマー)氏は、「DTS Headphone:Xは、楽曲を書いた時のイメージそのままを再生できる素晴らしいツール」とコメントしている。
なお、再生にはコンテンツと再生機器の双方がDTS Headphone:Xに対応している必要があり、このためDTSではプレーヤーとしてiPhone/iPad向けアプリ「Z+ Music」(無償)を提供。CD自体は通常録音だが、CDを購入した人はアプリ経由でDTS Headphone:X対応の曲をダウンロードできる仕組みになっている。なお、Android用アプリも近日中の公開を予定している。
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