zionote、バランス出力を備えたポータブルヘッドフォンアンプ「HAV3」「HAV3-SE」
zionoteは、「VICJOHN AUDIO」ブランドのポータブルヘッドフォンアンプ「HAV3」および「HAV3-SE」を発売する。純銀を線材に採用した「Concerto-S」もラインアップ。
zionoteは、「VICJOHN AUDIO」ブランドのポータブルヘッドフォンアンプ「HAV3」および「HAV3-SE」、そして純銀を線材に採用した「Concerto-S」を12月20日に発売する。直販価格はHAV3が3万2800円、HAV3-SEは4万6000円。Concerto-Sは2万5000円となっている。
ハンドメイドで作られるバランス出力対応のヘッドフォンアンプ。音質を重視し、従来はあまり使われていなかった大型のオーディオグレードパーツを採用している点が特長だ。また品質や音質の差、左右チャンネルの誤差などを最小限に抑えるべく、全パーツの精度測定・選別を行った上で、手作業により最高の品質を追求しているという。
入力は3.5ミリステレオ。出力は3.5ミリステレオミニとIRIS端子によるバランスヘッドフォン出力を備えた。なお、同社はケーブルを交換できるイヤフォン用に、IRIS端子のケーブルも開発中だ。
一方のHAV3-SEは、基本設計は共通ながら、コンデンサーをアップグレードし、OPAMPもメタルカンタイプに換装するなどのチューニングを施した上位モデルだ。バランス出力端子への配線もPCB配線ではなく、銀線ケーブル「Concerto-S」と同じ線材を採用している。
本体サイズは2モデル共通で、60(幅)×25(高さ)×125(奥行き)ミリ。電池を除く重量は約105グラム。電源には角形9ボルト電池を使用する。
Concerto-Sは、zionoteが春秋の「ヘッドフォン祭」や「ポタフェス」などの試聴展示会で使っている4線仕様の銀ケーブル。試聴会で使い始めてから、約2年の歳月をかけて製品として完成させたという。端子は3.5ミリステレオで、ケーブル長は約10センチ。
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