ハイレゾ対応の小型コンポ「SW Desktop-Audio」、2月下旬に発売
城下工業は“Sound Warrior”の新製品として、DSDを含むハイレゾ音源再生に対応したコンパクトオーディオシステム「SW Desktop-Audioシリーズ」を発売する。
城下工業は2月19日、オーディオブランド“Sound Warrior”(サウンド・ウォーリア)の新製品として、DSDを含むハイレゾ音源再生に対応したコンパクトオーディオシステム「SW Desktop-Audioシリーズ」を発表した。昨年末の「ポタフェス」で参考展示したもので、ほぼそのままの形で製品化された。2月下旬から順次発売する予定だ。
いずれも146(幅)×165(奥行き)×40(高さ)ミリの小型アルミボディーを採用しており、机の上や本棚にも無理なく設置できるという。縦置き/横置きの両対応に加え、フロントパネルは“着せ替え”が可能。クリアパネルと本体の間に雑誌の切り抜きや自作デザインをプリントした紙などを挟んで楽しめるなど、遊び心のある製品に仕上げた。
ラインアップは、最大192kHz/32bitのPCM音源およびDSD 5.6MHzまで再生可能なUSB-DAC「SWD-DA10」、真空管バッファー(12AU7)によるプリ段とクラスDアンプのパワー段を持つハイブリッドアンプ「SWD-TA-10」、最大192kHzのアップサンプリング機能や外部クロック同期機能を備えたCDトランスポート「SWD-CT10」の3製品。SWD-CT10は外部クロック同期用の75オームBNCジャックを備えている。
価格は、CDトランスポート「SWD-CT10」が4万9000円(税抜き)、USB-DAC「SWD-DA10」は6万7000円、真空管バッファー付きアンプ「SWD-TA10」は5万5000円。全製品にゴム足や縦置き用のパネルシート、そしてフロントパネルを外すための六角レンチが同梱(どうこん)される。
関連キーワード
オーディオ | 真空管 | DSD | ハイレゾリューション | USB DAC(USB Digital-to-Analog Converter) | ハイブリッド | アルミニウム | 着せ替え
関連記事
- “痛ポタアン”から192kHz/32bit対応の真空管オーディオまで――「ポタフェス」で見つけた注目製品
「ポータブルオーディオフェスティバル 2003 in 秋葉原」(通称:ポタフェス)が開催された。黄金色のヘッドフォンがまぶしい2階フロアを中心にリポートしたい。 - 「CDと同じ使い勝手を目指した」――ナノコンポ初のネットワークプレーヤー「NANO-NP1」
東和電子は、「NANOCOMPO」(ナノコンポ)シリーズの第5弾となるネットワークオーディオプレーヤー「NANO-NP1」を3月中旬に発売する。同時に提供する「ナノコントローラー」(仮称)は、とにかくシンプルな操作を目指したアプリだ。 - “ナノコンポ”で聴くオーディオのスモールワールド
大型のオーディオシステムを置くスペースはないし、ミニコンポでは満足できそうもない。そんな人に注目してほしいのが、東和電子の「NANOCOMPO」(ナノコンポ)である。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.