フィリップス、約10分で本格的な生麺を作る「フィリップス ヌードルメーカー」を発売:小池さんも納得
ラーメンもそばもパスタもうどんも、乾麺よりは生麺の方が美味しいものだ。しかし生麺は買うと高いし、自分で作るなんて難しすぎる。そう感じる麺好きの皆さんにぜひともお薦めしたいのが「フィリップス ヌードルメーカー」だ。
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは家庭用製麺機「フィリップス ヌードルメーカー」を6月下旬から発売することを明らかにした。価格はオープンで、予想実売価格は3万2200円(税別)。特徴は材料を入れてからおよそ10分という速さで生麺を作るという点にある。
使い方は実に簡単。ユーザーが最低限すべきことは「粉を入れる」「ボタンを押す」「水や卵などを入れる」の3つだ。これで、約10分後には本体前面から麺が押し出されてくる。1回に作れる麺の量は最大で600グラムだ。水や卵を入れるタイミングで野菜ジュースやハーブなどを入れて独自のアレンジを加えることもできる。
フィリップスは約10分という短い時間で麺に「コシ」を出すために、製麺所や手打ちの製麺過程を研究した。その結果、ヌードルメーカー内部で生地に高い圧力をかけることで短時間でも麺にコシを持たせることができると判明した。ヌードルメーカーは生地に約720キロという高い圧力をかける。また、本体上部にある「こね時間調整」ボタンで生地をこねる時間を変えることで麺のコシも変わるという。こね時間は5、6、7、8分の4段階の間で調節できる。
ヌードルメーカーが麺を押し出す口となる製麺用キャップは4種類用意した。これは家庭向け小麦粉やパスタを製造販売している日清フーズの助言を得て完成したものだ。4つのキャップの内訳は1.6ミリ角麺用、1.6ミリ平麺用、2ミリ丸麺用、2.5ミリ角麺用。
手入れのしやすさにも配慮している。本体を分解して水洗いできるようになっているのだ。さらに、製麺用キャップにはそれぞれ清掃用キャップが付属する。清掃用キャップは製麺用キャップの麺押出口に当たる場所に突起を付けたもので、製麺用キャップの麺を押し出す口に生地が詰まっても、清掃用キャップで押せば生地がきれいに取れる。
外形寸法は215(幅)×343(高さ)×300(奥行き)ミリ。重量は7.8キロ。
関連記事
- 油を使わず揚げ物作れる「フィリップス ノンフライヤー」 4月発売
「フィリップス ノンフライヤー」は熱と空気を対流させることで、油を使わずに揚げ物を作ることができる。 - フィリップス、ディジーチェーン対応のBluetoothポータブルスピーカー「BR-1X」
フィリップスは、屋外モード搭載のBluetooth 4.0対応ポータブルワイヤレススピーカー「BR-1X」(ブリック)を4月下旬より発売する。 - 3匹が聴く!:ハイレゾ音源だってばっちり――イヤフォン・バイヤーズガイド2014年“春”(実売5万円以上編)
いよいよインナーイヤー型の最終回。価格の上限を設けず、最高級のイヤフォンをピックアップした。解説コーナーは、最近話題の“ハイレゾ再生”と再生周波数帯域のお話。野村氏が(物理的に)熱く語っています。 - 森山良子さんの初期アルバムがハイレゾで復活! クリプトン「HQM Store」の新シリーズ
クリプトンは、歌手・森山良子さんのデューアルバム「この広い野原いっぱい〜森山良子フォーク・アルバムNo.1」(1967年)を含む初期6作品を「HQM Store」で4月8日から配信する。 - 3匹が聴く!:そろそろ1クラス上のイヤフォンはいかが?――バイヤーズガイド2014年“春”(実売1万円〜2万円編)
3人のレビュアーが横並び試聴を行うバイヤーズガイドの第3回は、実売価格で1万円から2万円のクラス。また満点が出たようです。野村氏のアドバイスはエージングについて。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.