パイオニア、Dolby Atmosに対応する新型AVアンプ「SC-LX58」を発表
パイオニアは、Dolby Atmosに対応する新型AVアンプ「SC-LX58」を9月上旬に発売する。同社は6月下旬にDolby Atmos対応製品の「今秋発売」を予告していたが、製品としては早々に発表されたことになる。
パイオニアは7月10日、Dolby Atmosに対応する新型AVアンプ「SC-LX58」を発表した。9月上旬発売予定で価格は17万8000円。Dolby Atmosには発売後のファームウェアアップデートで対応する予定だ。
「SC-LX58」は、9chのClass Dアンプを搭載した9.2ch対応機。オーディオ信号にハイト(高さ)成分とメタデータ(位置・時間情報)を付加し、音源をオブジェクトとして動かすことのできるDolby Atmosと、独自の音場補正技術MCACC Proを用い、「これまでになりリアルな音の移動を再現する」(同社)という。
DACには、ESSの「ES9016S」2基を採用した。ネットワークオーディオ機能も充実しており、最大192kHz/24bitのFLAC/WAVに加え、DSDの再生もサポート。さらに96kHz/24bitまでの5.1chハイレゾマルチチャンネルコンテンツを再生できる。Apple Lossless、AIFF、FLAC、WAVでは再生時のギャップレス再生にも対応する。
HDMI入力は8系統(うちフロント1、MHL兼用)、出力は3(同時出力可)。HDMI 2.0をサポートし、4K/60p(4:4:4)のパススルー伝送や4Kアップスケーリング機能を搭載した。
そのほかの入力端子は、光デジタル2系統、同軸デジタル2系統、アナログ2系統など。フロントUSB端子はiPhone/iPodのデジタル接続をサポート。一方、背面のUSB端子は別売の無線LANコンバーター「AS-WL300」接続時の電源供給専用となっている。
本体サイズは435(幅)×185(高さ)×441(奥行き)ミリ。重量は15.4キログラム。
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