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パイオニアも「Dolby Atmos」対応のAVアンプを開発――今秋発売へ
パイオニアは6月25日、米Dolbyの最新サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応したAVアンプを2014年秋から市場導入すると発表した。
パイオニアは6月25日、米Dolbyの最新サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応したAVアンプを2014年秋から市場導入すると発表した。詳細については、後日改めて告知する予定だ。
Dolby Atmosは、映画館の音響システムにオブジェクト指向とメタデータ(位置、時間情報)の概念を持ち込んだ新技術。音源をオブジェクトとして捉え、メタデータに沿って移動させることにより、スムーズなパンニングや、どこにでも定位するリアルな音が実現する。2012年に初めて劇場に導入されて以来、ハリウッドの主要スタジオなどが相次いで採用。国内の映画館でも採用例が増えている。
ホームシアター向けとしては、6月23日にオンキヨーが開発中のAVアンプに「Dolby Atmos」を搭載するとともに、一部既存モデルもアップデートにより対応すると発表済み。パイオニアの発表により、年内に複数のメーカーから対応するAVアンプが登場することが確実となった。「Dolby Atmosに対応したAVアンプにより、臨場感のある最新のシネマサウンドを家庭でも楽しめるようになる」(パイオニア)。
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