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フォステクス、平面振動板を採用した開放型ヘッドフォン「TH500RP」:”平面”が高級ヘッドフォンを変える
フォステクスカンパニーは“春のヘッドフォン祭2014”で披露していたオープン型ヘッドフォン「TH500RP」を8月下旬に発売する。
フォステクスカンパニーは2014年7月29日、平面振動板を採用した開放型ヘッドフォン「TH500RP プレミアムRPヘッドホン」を発表した。8月下旬に発売予定。価格は7万4000円(税別)。
同社独自の平面振動板「RP振動板」を搭載したヘッドフォン。平面振動板を搭載したヘッドフォンは、平らな振動板の表裏にコイルや磁石を設置し、振動板を震わせて駆動させる。この製品は、高耐熱ポリイミドフィルムをベース材とし、銅箔をエッチングしたRP振動板を搭載している。バッフル板には高比重型樹脂を採用し、共振音を低減した。その結果、音の解像感が上がり、中域、低域の音質が特に良くなったとしている。
再生周波数帯域は、20〜3万Hz、インピーダンス48オーム、感度93dB/mW、最大入力3000ミリワット、本体質量は約375グラム(コード含まず)、ケーブル長3メートル(Y型、純銅「HiFC」)非脱着式、プラグは直径6.3ミリ金メッキステレオ標準プラグ、付属品はレザー調ポーチ。
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