ニュース
フォステクス、手頃な価格の自作スピーカー発売:スピーカー自作は初めてという方に
オーディオ機器に凝り始めて、スピーカーを自作してしまったという人は多いだろう。フォステクスはスピーカー自作初心者向けの手頃なボックスとスピーカーユニットを発売する。
フォステクスは2014年9月12日、スピーカーボックスの新製品「P650-E」とフルレンジスピーカーユニットの新製品「P650K」を発表した。どちらも10月下旬発売の予定。1台当たりの価格はP650-Eが1300円で、P650Kが1100円(いずれも税別)。
P650-Eは素材に木材の小片を整形した「パーティクルボード」を使用したバスレフ型スピーカーボックス。表面仕上げはレッドチェリーとなっている。出荷時の状態でターミナル、内部配線コード、吸音材などを組み込んであり、音質調整も済んでいる。内部配線コードをスピーカーユニット端子に接続し、スピーカーユニットを取り付ければスピーカーが完成する。外形寸法は85(幅)×170(高さ)×126(奥行き)ミリ。重量は530グラム。スピーカーユニットを取り付けるバッフル穴は直径60ミリ。
P650Kは、P650-Eにちょうど合うフルレンジスピーカーユニットだ。コーン紙にはバナナパルプと2種類の木材パルプを混合し、軽量でしっかりとした剛性を確保した。エッジ部分には高損失発泡ゴムを採用し、「アップロール形状」とすることでストロークを広くしている。センターキャップにはコーン紙と同じ材料を採用しているほか、ボイスコイルボビンと直結することで高域の再生帯域を広げている。
関連記事
- レア音源あり:オーディオ関連企業8社、「ランティス祭り」に共同出展
8つのオーディオブランドが“アニソン”でタッグを組んだ。東京・お台場の「潮風公園」で9月中旬に開催される「ランティス祭り」に共同出展する。 - ”平面”が高級ヘッドフォンを変える:フォステクス、平面振動板を採用した開放型ヘッドフォン「TH500RP」
フォステクスカンパニーは“春のヘッドフォン祭2014”で披露していたオープン型ヘッドフォン「TH500RP」を8月下旬に発売する。 - 付録用ですがいいんです!:フォステクス、ステレオ誌8月号付録スピーカーユニット専用ボックス
ステレオ(音楽之友社)誌が8月号の付録としたスピーカーユニットに合わせたスピーカーボックスが登場する。付録を手に入れた人なら絶対に買っておきたい製品だ。 - 三匹が聴く!(最終回):ヘッドフォン選びで悩んだときの最善策とは?――ヘッドフォン・バイヤーズガイド2014“春”(5万円以上)
ヘッドフォン特集もついに最終回。各社のハイエンドモデルが並ぶ、5万円以上&価格上限なしの頂上決戦だ。 - 実は外せるんです:フォステクス、「PM0.1」専用のスピーカーグリル4色を発売
フォステクスは、1月に発売したパーソナル・アクティブスピーカーシステム「PM0.1」専用の別売スピーカーグリルを7月中旬に発売する。カラフルな4色をそろえた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.