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オヤイデ、ポータブルヘッドフォンアンプ“FiiO”「E11K」:ちょっと重量増でも出力強化
オヤイデ電気は、ポータブルヘッドフォンアンプの新製品“FiiO”「E11K」を発表した。“FiiO”「E11」の後継で、新たにアルミ合金製きょう体を採用したほか、約1.5倍の出力強化を実現した。
オヤイデ電気は2014年9月25日、ポータブルヘッドフォンアンプの新製品“FiiO”「E11K」を発表した。10月3日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では1万円前後(税別)になる見込みだ。
“FiiO”「E11K」の前面(写真=左)には、左から「ゲイン切り替えスイッチ」/「ロータリーボリューム」/「ベースブーストON・OFF」がある。「E11K」の背面(写真右)には、左から「ライン入力」/「充電用microUSB」/「ヘッドフォン出力」の端子がある。
2011年6月発売の“FiiO”「E11」の後継モデル。E11では300ミリワットだった最大出力を1.5倍引き上げて、450ミリワット(16オーム時)とした点が大きな特徴。さらに、E11では外装がプラスチック製ボディとアルミ合金製カバーという構成だったのを、アルミ合金製とし、質感を高めた。
電源は内蔵充電池、蓄電容量は1400ミリアンペア時。充電には付属のUSBケーブルを使う。充電時間は約4時間。満充電の状態で約16時間の連続駆動が可能となった。E11が最大10時間の駆動だったので最大60%の駆動時間向上となる。
出力は450ミリワット(16オーム)/270ミリワット(32オーム)で、対応インピーダンスは16〜150オーム、周波数特性は20〜10万Hzとなっている。本体サイズは91.2(長さ)×56(幅)×13(厚さ)ミリ。重量はバッテリーを含めて92グラム。
付属品は、3.5ミリステレオミニケーブル(約11センチ)のほか、充電用USBケーブル、シリコンゴムバンド2本、ゴム足6個。
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