フルテックの個性的なイヤーカップ採用ヘッドフォンに上位機種「H128」登場
フルテックが、「春のヘッドフォン祭 2014」などに参考出展していた「H128」を発売。ドライバーを自社開発し、音質を向上。カラーバリエーションも増え、選ぶ楽しみも増えた。
フルテックは12月11日、ADL(Alpha Design Labs)ブランドから密閉型ヘッドフォン「H128」を発売する。これは2013年4月発売の同ブランド初となった製品「H118」の上位機種で、2014年5月に開催された「春のヘッドフォン祭 2014」などに参考出展されていたもの。今回はブラック/ブラウン/ネイビーの3色展開とした。価格はオープンプライス、店頭での実売価格は4万5000円前後の見込み(税込み)。
耳がすっぽり収まる逆三角形に近い縦長のイヤーカップという独特の形状は「H118」を踏襲。さらなる音質向上のために、新たにドライバーを開発したという。
直接肌に触れるイヤーパッドだけでなくヘッドバンドクッションにも柔らかいレザーレット素材を採用し、より質感を高めた。重量は約280グラム(コード含まず)。
ノイズ減衰効果の高い40ミリ径の特殊高性能マグネットを採用したドライバーでハイレゾな音を演出。ボイスコイルと振動板との間に設けたリングにより、波動が互いに干渉し合う局面でも周波数帯域を安定させ、銅をコーティングした特殊アルミ合金ワイヤーが音の再生能力を高めるという。再生周波数帯域は20Hz〜2万Hz。インピーダンスは68オーム、感度は98dB/mWとなっている。
コードは片だし3メートルの着脱式で、同社の非磁性ロジウムメッキ仕様の「α mini XLR」を採用。ステレオ標準プラグ変換アダプター、交換用ケーブル、キャリングケースも付属する。
関連記事
- 「ヘッドフォン祭」会場で見つけた新製品
フジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2014」が5月10日と11日に開催され、多くのオーディオファンが集まった。展示品をピックアップして紹介していこう。 - 逆三角形でダイレクト感アップ、フルテックがADLブランドのヘッドフォン「H118」を発売
フルテックは、ADL(Alpha Design Labs)ブランド初のヘッドフォン「H118」を4月初旬に発売する。 - フルテック、ADLブランド初のカナル型イヤフォン「ADL EH008」発売
フルテックが、アウターハウジングにリアルカーボンファイバーを採用したADLブランド初のカナル型イヤフォン「ADL EH008」を5月1日発売する。 - フルテック、DSD 5.6MHz再生も可能なポータブルヘッドフォンアンプ「ADL A1」
フルテックは、「ADL」(ALPHA DEGIGN LABS)ブランドの新製品として、DAC機能を搭載したポータブルヘッドフォンアンプ「ADL A1」を発売する。Androidスマートフォンとのデジタル接続も可能。 - フルテック、「beats」用のヘッドフォン交換用ケーブル「iHP-35B」
フルテックの「ADL(ALPHA DESIGN LABS)」ブランドから、beatsシリーズに最適なヘッドフォン交換用ケーブル「iHP-35B」が登場。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.