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テレビ復調傾向?――JEITAが4月の民生用電子機器国内出荷実績を発表:4Kテレビは全体の7.4%
薄型テレビ全体の出荷台数は33万9000台で前年比109.5%。4K対応テレビは2万5000台で前年比517.9%と急伸した。
JEITA(社団法人電子情報技術産業協会)は5月25日、4月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。これによると、全体の出荷金額は849億円(前年比96.5%)と13カ月連続のマイナスとなったが、分野別に見ると映像機器は406億円(前年比105.8%)と3月に続いてプラスだった。
薄型テレビの出荷台数は33万9000台(同109.5%)。サイズ別では、29型以下が10万5000台(同97.1%)、30〜36型が12万7000台(同148.7%)、37〜49型が400台(91.4%)、50型以上が3万3000台(94.1%)と30インチ台前半が伸びた。また、4K対応テレビは2万5000台で前年比517.9%と急伸。薄型テレビ全体に占める割合は7.4%となった。
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