ヤマハ、ネットワーク対応の薄型AVアンプ「RX-S601」を10月上旬に発売:HDCP2.2/DSD5.6MHz再生対応!
DSD 5.6MHzの再生に対応した5.1ch AVアンプ「RX-S601」がヤマハから登場。高さは約111ミリでローボードタイプのテレビラックにも収納しやすい。
ヤマハは9月14日、スリムボディーの5.1ch AVアンプ「RX-S601」を発表した。価格は6万7000円(税別)で10月上旬に発売する。本体カラーはブラックとチタンの2色展開。
RX-S601は、2013年発売の「RX-S600」の後継モデル。高さ111ミリと従来機RX-S600と同じ薄さながら、新たにHDCP2.2と4K/60p映像信号の伝送(パススルー)に対応したHDMI端子を採用した。サラウンドフォーマットは、Dolby TrueHDやDTS-HD Master Audioなどをサポート。内蔵ラジオチューナーはFM補完放送に対応するためワイドバンド化し、従来は別売だったBluetooth機能を内蔵。無線LAN(IEEE802.11 b/g/n)も搭載している。BluetoothのコーデックはSBC、AACに対応する。
アンプ部は、1chあたり95ワット(定格出力)のディスクリートアンプを5ch分搭載したアナログパワーアンプ、DACにはバーブラウン(TI)の192kHz/24bit対応チップを引き続き採用する。
ネットワークオーディオ機能では、DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bit再生に対応。ギャップレス再生も実現した(DSDを除く)。専用アプリ「AV CONTROLLER」の選曲機能を使ってストレスなく快適に聴くことができるという。独自のネットワーク音楽再生機能「MusicCast」もサポート。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールすれば、MusicCast対応機器と本機との間で音楽コンテンツの配信/受信を簡単に行える。
入力端子は、HDMI×6、RCA×3、ステレオミニ×1、光デジタル×1、同軸×2、映像(コンポジット)×3、USB 2.0×1、有線LAN、無線LAN。HDCP2.2対応のHDMI端子は1系統。
出力端子は、HDMI×1(HDCP2.2対応)、アナログ音声(スピーカーアウト)×5ch(5端子)、アナログ音声(サブウーファーアウト)×1、映像モニターアウト(コンポジット)×1、ヘッドフォン×1。
本体サイズは、435(幅)×327(奥行き)×111(高さ)ミリ(脚部、突起物を含む)、重量は7.8キロ。リモコン、単四乾電池2本、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、取扱説明書、かんたん設置ガイドが付属する。
スピーカーセット「YHT-903JP」(5.1chモデル)/「YHT-503JP」(2chモデル)
また、RX-S601と5.1chスピーカー(NS-PA40)をセットにした「YHT-903JP」と2chスピーカー(NS-BP182)をセットにした「YHT-503JP」も用意する。どちらも10月下旬に発売する予定だ。
「YHT-903JP」(5.1chモデル)
YHT-903JPの価格はオープンプライス。ブラックとホワイトの2色展開。なお、ホワイトはこのセットモデルのみの展開となる。
「YHT-503JP」(2chモデル)
YHT-503JPの価格は8万5000円(税別)。ブラックのみの展開。
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