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フォステクス、真空管ヘッドフォンアンプ「HP-V8」の発売を決定――価格は88万円
FOSTEX(フォステクス)は、真空管ヘッドフォンアンプ「HP-V8」を11月下旬に発売すると発表した。東京国際フォーラムで開催される「東京インターナショナル・オーディオ・ショウ」に出品する。
FOSTEX(フォステクス)は9月24日、真空管ヘッドフォンアンプ「HP-V8」の発売時期と価格を発表した。価格は88万円(税別)で11月下旬に発売する。翌25日から東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「東京インターナショナル・オーディオ・ショウ」に出品する予定だ。
「HP-V8」は、電流増幅管に「E88CC」、出力管に「300B」を採用した大柄なヘッドフォンアンプ。さらに「KT88」を使用した独自の電源システム「ST-PC」(Stabilized Tube-controlled Power Circuit)により残留ノイズを大幅に低減、真空管を使ったヘッドフォンアンプでありながら115dBというS/N比を実現した。
また出力トランスには橋本電気社製のバランス/アンバランス出力対応カスタムトランスを採用し、ヘッドフォンのバランス接続も可能だ。最大出力は2000ミリワット(16オーム時)。
本体サイズは430(幅)×245(高さ)×416(奥行き)ミリ。重量は約31キログラム。
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