ニュース
東芝、国内生産のレグザ小型モデル「S11シリーズ」を発売
東芝はパーソナルサイズのレグザ「S11シリーズ」2機種を2016年2月に発売する。ホテル向けなど顧客別の特別仕様にも対応するため、グループ会社の東芝メディア機器で製造する。
東芝は12月22日、液晶テレビ「REGZA」(レグザ)の新製品として、日本で開発・製造を行うパーソナルサイズ「S11シリーズ」を発表した。24V型の「24S11」は実売5万円前後、19V型の「19S11」は実売4万円前後になる見込み(税別)。いずれも2016年2月に発売する予定だ。
VA方式のWXGAパネル(1366×768ピクセル)を搭載したパーソナルサイズ。地上/BS/CS110度対応のシングルチューナーながら録画に対応しており、USB接続の外付けHDDにデジタル放送番組を録画できる。
また部屋の明るさや映像の種類を解析して画質を自動調整する「おまかせオートピクチャー」をはじめ、地上デジタル放送やDVDの映像を美しく再現する再構成型の超解像技術「レゾリューションプラス4」、ゲームプレイ時の映像処理による遅延を約0.2フレーム(約2.5ms)に抑える「ゲームダイレクト」などの機能を上位モデルから継承。HDMI入力は2系統で、ほかにアナログビデオ入力や録画用のUSB端子、LAN端子などを備えた。
なお、今回のモデルは一般コンシューマー市場に加えてBtoB事業の拡大を目指す同社がホテル向けなど顧客別の特別仕様に対応するため、グループ会社の東芝メディア機器(青森県三沢市)で製造するという。
関連記事
- 東芝、4Kレグザ「Z10X/J10X」シリーズのHDR入力対応バージョンアップを実施
東芝は、液晶テレビ“REGZA”(レグザ)の4K対応モデル「Z10X/J10X」シリーズにおいてソフトウェアバージョンアップを実施するHDR入力への対応にくわえ、「インテリジェント・ハイダイナミックレンジ復元」性能が向上する。 - むしろ旦那さん必見、東芝「女性のためのテレビ活用術」
東芝が液晶テレビ“REGZA”(レグザ)の公式サイト内に「女性のためのテレビ活用術」を公開した。女性誌のように豊富な写真と画像で機能を紹介しつつ、女性目線の解説を加えている。 - 画質と音質にこだわった防水パーソナルテレビ、東芝「10WP1」登場
東芝からIPX5準拠の防水パーソナルテレビ「10WP1」が登場。IPS液晶パネルや大口径スピーカーを搭載したモデルだ。さらにDLNAのプレイヤーとしても利用できる。 - 課題も残るがデキは上々――HDR対応4Kテレビ、東芝「58Z20X」とシャープ「LC-70XG35」を徹底比較
この秋に発売される4Kテレビの中でも注目の2機種を比較視聴。HDR対応を含むUHD BDサポートに加え、広色域化など隙のない機能強化を果たしたが、一方で最新4Kテレビの課題も浮き彫りになった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.