シャープ、加湿/除湿機能も搭載したオールインワン空気清浄機「KC-GD70」:いろいろおまかせ
シャープは同社初となる衣類乾燥もできる除加湿空気清浄機「KC-GD70」(18畳タイプ)を4月21日発売する。市場想定価格は10万円前後。
シャープは3月28日、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載した空気清浄機「KC-GD70」(18畳タイプ)を発表した。衣類乾燥もできる同社初の除加湿一体型。価格はオープンプライス。市場想定価格は10万円前後(税別)で、4月21日に発売する。 本体カラーは「ホワイト系」のみ。
除湿、加湿、空気清浄機能を1台に集約したプラズマクラスター除加湿空気清浄機。「おまかせワンボタン」の操作で、5つのセンサー(ホコリ、ニオイ、湿度、温度、照度)が部屋の状況を感知、季節や部屋の明るさに応じて除湿/加湿/空気清浄を自動でコントロールする。例えば春から夏には、昼間は花粉やPM2.5などを集じんする空気清浄運転を行い、夜間はカビの増殖抑制や部屋干しの湿気を取る除湿運転に自動で切り替わる。また、秋から冬は、昼間は人に潤いを与える加湿運転を行い、夜間は結露を抑制する除湿運転を行うといった自動コントロールが可能だ。同社は「24時間、365日快適な空気環境を提供する」としている。
プラズマクラスターイオンと広角自動スイングルーパーで、部屋干し衣類の生乾き臭を消臭しながら素早く乾燥するという独自の「衣類乾燥モード」を搭載。空気清浄機能では、遠くのホコリも引き寄せる「スピード循環気流」や、3つのフィルター(静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、ホコリブロックプレフィルター)でしっかり集じん・脱臭する。
そのほか、背面パネルを外さずに簡単に清掃できるようにレイアウト。給水/排水タンクもハンドルを搭載し、片手で持ち運ぶこどができるよう設計するなどメインテナンス性を高めた。
8畳間の場合で清浄時間はそれぞれ除湿空気清浄が10分、加湿空気清浄と空気清浄は9分。最大風量は、除湿空気清が毎分6.5m3、加湿空気清浄と空気清浄は毎分7.0m3。除湿方式はコンプレッサー方式で、除湿能力が最大9.0L/日、排水タンク容量が約3.0L。加湿方式は気化方式で、加湿量は最大630mL/時、給水タンク容量は約3.0L。
本体サイズは405(幅)×337(奥行き)×687(高さ)mm、重量は約17.4kg。
関連記事
- シャープ、世界初の「蚊取空清」を発売
シャープは、蚊取り機能付きの空気清浄機「蚊取空清」を発表した。蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わずに蚊取りシートで捕獲するというものだ。 - ホワイトもある:シャープ、Wチューナー搭載のパーソナル液晶テレビ「LC-40W35」を発売
シャープは、新生活シーズンに向けて40インチのフルHD液晶テレビ「LC-40W35」を発表した。チューナーを2基搭載し、テレビを視聴しながら裏番組を録画できる。 - ネイチャーテクノロジーを活用:業界初、風を浴びた時の”だるさ感”を抑えた扇風機など5モデル、シャープから
シャープはプラズマクラスター扇風機5モデルを発表した。ハイポジション・リビングファン「PJ-F3DG」「PJ-F3DS」では、ネイチャーウイングの採用で風を長く浴びた時の”だるさ感”を抑制した。 - シャープ、部屋干しのニオイを抑えるプラズマクラスター除湿機
シャープは高濃度の「プラズマクラスター7000」を搭載した除湿機2機種を発表した。3月15日から順次発売する。 - シャープ、「AQUOS 4K NEXT」など5シリーズ9機種でHDR対応ファームウェアアップデートを開始
シャープは「AQUOS 4K NEXT」など5シリーズ9機種に対して新ファームウェアの提供を開始した。Ultra HD Blu-ray DiscがサポートするHDR(ハイダイナミックレンジ)映像信号入力に対応する。 - ミカミ氏の限定ステッカーがもらえる!:ロボット掃除機「COCOROBO」の体験イベント開催へ
シャープ製ロボット掃除機「COCOROBO」(RX-CLV3-N)を体験できるイベントが1月14日にニコニコ本社(東京都豊島区)で開催される。 - “素直なデザイン”で省エネと静音化を実現――シャープ、車載用プラズマクラスターイオン発生機の新モデル
シャープは、車載用プラズマクラスターイオン発生機の「IG-HC15」など3機種を発表した。外観は従来機とあまり変わらないが、“素直なデザイン”によってイオン放出の効率化と消費電力の削減を同時に実現したという。 - 吸い込んだアレル物質は99.99%以上キャッチ、シャープがサイクロンふとん掃除機「Cornet」第2弾
シャープは、ふとん掃除機“Cornet”(コロネ)の第2弾となる「EC-HX150」を発表した。たたき振動数が従来機と比べて約2倍に。 - やっぱりスピーカーは横になきゃ:シャープ、AQUOSの画面両サイドにスピーカーを追加できるシアターシステム
シャープは液晶テレビ“AQUOS”用のオプション製品として、シアターシステム「HT-SP100」を発表した。テレビ背面にある壁掛け金具取り付け部を活用し、画面両サイドにスピーカーを取り付ける仕組みだ。 - フィルター自動掃除も進化:吹き出す風に含まれるカビ菌を99.9%低減、シャープの新型エアコン「F-X」シリーズ
シャープは、エアコンのフラグシップモデル「F-X」シリーズ9機種を発表した。「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、吹き出す風に含まれるカビ菌を約99%低減する「風クリーンシステム」を採用している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.