Astell&KernとJH AudioのコラボIEMが進化――メタルボディー採用の「LaylaII」「RoxanneII」「AngieII」登場
Astell&KernとJH AudioのコラボIEM(インイヤーモニター)3機種がリニューアル。不要な振動を抑えるメタルボディーを採用した。
アユートは3月29日、Astell&KernとJH AudioのコラボIEM(インイヤーモニター)3機種を発表した。ラインアップは、「Layla II」(直販価格で税込39万9980円)、「Roxanne II」(26万9980円)、「Angie II」(18万9980円)。4月2日に発売する予定だ。なお、「Rosie」については後日、別途発表するとしている。
昨年末の「ポタフェス」でお披露目した第2世代機。いずれも独自のQuad Driver技術を用いたマルチドライバーモデルで、ユニバーサルタイプながら−26dBという高い遮音性も特徴だ。またユーザーが低域の出方を0から+13dBの間で調整できる「Variable bass」機能も共通の仕様となっている。米MOON AUDIO製のケーブル2本(プラグは3.5mm 3極と2.5mm 4極)が付属する。
Layra IIは、片側に12個のバランスド・アーマチュア型ドライバー(低域×4、中域×4、高域×4)を搭載。削り出しのチタンボディーにチタンベゼルを組みあわせ、カーボンフェイスプレートで高級感を演出した。再生周波数特性は10〜2万3000Hz、感度は117dB、インピーダンスは20Ω。
Roxanne IIは、アルミボディーにチタンベゼル、カーボンフェイスプレートという構成。ドライバー数は片側12基(低域×4、中域×4、高域×4)で、再生周波数特性は10〜2万3000Hz、感度は119dB、インピーダンスは15Ω。JH AudioのJerry Hervey氏は、「独自技術とさらなるチューニングにより、今まで以上のワイドレンジサウンドが特徴」としている。
「AngieII」は、片側8基(低域×2、中域×2、高域×4)のBAドライバーを搭載したモデル。アルミ製のボディーにカーボンフェイスプレートを組み合わせた。再生周波数特性は10〜2万3000Hz、感度は117dB、インピーダンスは17Ω。
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