サプライズ! パナソニックが普及モデルを含むUltra HD Blu-rayプレーヤー2機種を投入(2/2 ページ)
“次世代ブルーレイ”ことUltra HD Blu-rayのタイトル発売に合わせ、パナソニックから対応するプレーヤー2機種が発表された。欧州などで販売している「DMP-UB900」に加え、初の普及モデルもラインアップし、早期の普及を目指す。
注目の普及モデル「DMP-UB90」、上位機と何が違う?
一方の「DMP-UB90」も、基本設計は「DMP-UB900」と同じ兄弟モデルになっている。機能面の違いは、映像処理エンジンが“plus”のない「4Kリアルクロマプロセッサ」になっていること。マルチタップのクロマサンプリング処理には対応しているが、「急峻なエッジのオーバーシュートを抑える機能を省略している。アニメをよく見るなら上位機種のほうがおすすめ」(同社)という。
HDMI出力もDMP-UB900と同様に映像/音声の分離出力が可能。ただし、アナログ7.1ch出力と同軸デジタル出力は省略された(光デジタル出力はある)。
そのほかの違いは、電源部やアナログオーディオ回路の高品位パーツを省いていること。また前面パネルのデザイン(UB900はハーフミラータイプ、UB90はブラック)やインシュレーターの有無、電源ケーブル(UB900は太い3芯ケーブル、UB90はメガネ型ケーブル)といった点が異なる。動画配信やハイレゾ再生、「お部屋ジャンプリンク」といった各種ネットワーク機能は同じだ。
本体サイズは、430(幅)×61(高さ)×199(奥行き)mm。重量は2.3kg。
なお、パナソニックでは「DMR-UBZ1」を含む3機種の購入者を対象にUltra HD Blu-rayタイトルを2枚プレゼントするキャンペーンを実施している。9月30日までに購入し、10月13日までに応募すれば、20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパンの5作品から1作品、ワーナー ブラザース ホームエンターテイメントの6作品から1作品を選べる。なお、各タイトルは数に限りがあり、先着順のため希望の作品以外のものになる可能性もある。詳細はキャンペーンサイトで確認してほしい。
関連記事
- 欧州向けUltra HD BDプレイヤー「DMP-UB900」はどんな製品? 開発担当者に聞いてみた
パナソニックが今年のCES会場に初のUltra HD Blu-rayディスクの再生に対応するプレイヤー「DMP-UB900」を出展した。しかし、日本で同様のUltra HD BDプレイヤーが発売される可能性はあるのだろうか。開発担当者に話を聞いた。 - 間違いなく史上最強の高画質メディア――米国版Ultra HD Blu-rayをチェックした
日本での発売が待ち遠しいUltra HD Blu-ray。今回は米国で販売が開始された映画タイトルを中心に7タイトルを自室の環境でチェック、HDR対応テレビの視聴比較と合わせてお伝えしたい。 - UHD BDはなくても史上最強! パナソニック「DMR-UBZ1」を使い倒す
パナソニックの「DMR-UBZ1」は、Ultra HD Blu-ray Discの再生機能を初めて搭載したBDレコーダー。まだUHD BDタイトルは市場に存在しないが、通常のBDを見れば再生能力の高さは分かる。また「NETFLIX」の4Kコンテンツも試聴した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.