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パナソニックが6月15日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」(H-X012)を発表した。7月15日発売予定で、希望小売価格は18万円。
LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.は、パナソニックとしては27本目のマイクロフォーサーズ対応レンズ。35mm判換算で24mm相当の焦点距離を持つ、「ライカ」の銘を冠した広角単焦点レンズだ。開放F値は1.4 SUMMILUX(ズミルックスは、F1.4のライカレンズに付く名称)。
開放から収差を抑えており、画面周辺部まで緻密で自然な描写ができるのがウリの1つ。星空や都市の景観、風景などの被写体や、室内など暗いシーンでの撮影、ボケを生かした撮影などに活用できる。夜景や星空の撮影時には、画面周辺部にある点光源の像が、鳥が羽を広げたような形状になる「サジタルフレア」が気になるところだが、本レンズではそれが発生しにくいよう、非球面レンズなどを最適に配置して、周辺部まで滲みや歪みを抑えたという。
レンズ構成は12群15枚、非球面レンズ2枚、EDレンズ1枚、UEDレンズ2枚を採用している。絞りは9枚羽で、円形光彩絞り。最短撮影距離は撮像面から20cm、最大撮影倍率は0.1倍(35mm判換算で0.2倍)。最大径は70mm、長さも約70mm、重量は約335g。
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