しゃれたネックバンド型も登場、ワイヤレスイヤフォンに注力するクリプシュ
フロンティアファクトリーは、「秋のヘッドフォン祭2016」で米Klipsch Group, Inc(クリプシュ)のBluetoothヘッドフォンを披露する。参考展示としてネックバンド型のBluetoothイヤフォンも披露。
フロンティアファクトリーは10月21日、米Klipsch Group, Inc(クリプシュ)のBluetoothヘッドフォン「Reference Bluetooth」シリーズ2機種を発表した。22日と23日に「中野サンプラザ」で開催される「秋のヘッドフォン祭2016」で展示する。あわせて参考展示となるネックバンド型のBluetoothイヤフォン2機種も披露する。
新製品のBluetoothヘッドフォンは、小型の「Reference On-Ear Bluetooth」と、耳覆い型の「Reference Over-Ear Bluetooth」。両モデルとも40mm径のドライバーを搭載しているが、オーバーイヤータイプには特許を取得した「Klipsh Balanced Dynamic」(KBD)技術を採用。振動板からリード線を取り除いて重さを均一化することでドライバーの相互変調歪を低減するという。音の傾向としては、「ボーカルに強い、原音忠実といったクリプシュ本来の音作りを引き出している。また長時間の視聴でも疲れにくい」(フロンティアファクトリー)
Bluetooth 4.0に対応し、A2DP接続時のコーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。内蔵バッテリーで連続約20時間の再生が可能だ。また有線接続も可能になっており、その際のインピーダンスは32Ωとなっている。
いずれも価格はオープンプライス。店頭ではオンイヤー型が2万7000円前後、オーバーイヤー型は3万2400円前後になる見込み。
素材感とデザインにこだわったネックバンド型
参考展示となる「ネックバンドシリーズ」は、本革を使った太めのネックバンドとシックなデザインが特徴のBluetoothイヤフォン。スーツなどフォーマルな服装にも似合いそうだ。
ネックバンドに大きめのバッテリーを内蔵しているため、連続で約18時間の使用が可能。またスマートフォンに着信があった場合、ネックバンドが振動して教えてくれるという。BluetoothのコーデックはSBC、AAC、aptX。
イヤフォン部は、バランスド・アーマチュア型ドライバー1基の「X12」、ダイナミック型シングルドライバーの「R6」といった既存のカナル型イヤフォンそのままで、着脱はできない。価格や発売時期は未定となっている。
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