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シンプルなボディにF1.4という明るいレンズ、パナの高級コンデジ「DMC-LX9」の実力は?(2/3 ページ)

とうとうパナソニックが高級コンデジ主戦場にカメラを投入してきた。「DMC-LX9」は、ソニーの「RX100シリーズ」やキヤノンの「G7 Xシリーズ」とガチでぶつかるスペックである。真っ向勝負である。

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180度回転するモニターで自撮りも

 と、F1.4というスペックや絞りリングを見ると、写真好きのミドルクラスからハイエンドユーザーをターゲットにしたカメラのようだが、実はそうじゃない気がしている。

 ハイエンドカメラにしてはグリップ部の出っ張りがあまりなくてさらさらした質感なので滑りやすいし(これは同社のDMC-TX1も同様だ)、ハイエンド機にしてはボタンやダイヤル類も多くなくけっこうシンプルである。


モニターを90度開いた状態で真上から撮ってみた。上面はシンプルで電子ダイヤルは露出補正に割り当てることもできる

 背面はモニターの右に十字キーと各種ボタンが並んでいるだけ。小さいので咄嗟の細かい操作にはあまり向いてない。


背面。Fnキーは多く、4Kフォトやフォーカスセレクトを使わないのなら他に割り当てるのがおすすめ。ボディが小さくて操作部が狭いので咄嗟の設定変更はしづらい。画面はタッチパネルで便利

 背面モニターは180度回転するチルト式。


こうしてモニターを180度回転させると自撮りができる

 自撮りニーズに応えた形だ。

 iAモードで自撮りしたのがこちら。


日陰にいても顔にちゃんと露出や色を合わせてくれる。24mm相当 1/320秒 F2.8 ISO125

 自撮り時は美肌効果やスリムモードも設定できる。それぞれ最強にセットするとこんな風に効果がかかる。


自撮り時は美肌やスリムといった特殊効果をかけることもできる

美肌効果とスリムモードをそれぞれ最強にして自撮りしてもらった。このサイズに縮小しても分かるくらいだ。

 まあ、美肌やスリムに関しては、スマホ用の自撮りアプリの方が凝ったことをしてくれるわけだが、広角で明るいレンズで高画質な自撮り、というならこちらだ。

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