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とにかく写りの良いカメラがほしい人に! 日本初の中判ミラーレス、富士フイルム「GFX 50s」(3/4 ページ)

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着脱式ファインダーと縦横チルト式モニター

 構えてみると、センサーやレンズが大きいためずんぐりとしてて重みがあり、奥行きもあり、普通のデジタル一眼とは違うな、という重厚感がある。

 普段はこんな感じ。


背面モニターを開いて構えてもらった。

 ファインダーが飛び出ないので収納性は高いが、手持ちで撮影するならファインダーは必須だ。ボディが重いため、ファインダーをしっかりのぞいた方が安定して撮れる。

 そんなときは着脱式ファインダーの出番だ。EVFが付属するのである。


EVFを覗いて撮る方が安定する

 EVFの着脱はこんな感じ。


これがEVFを装着してない状態

上部のカバーを後ろに引いて外すと奥に専用端子がついたアクセサリシューが現れる

EVFをスライドさせてかちっとはめこむ

装着完了。これでファインダーを覗いた撮影が可能だ。

 まあ気軽に持ち歩いてスナップを撮るカメラではないけれども。

 ファインダーは大きくて見やすい。


GFX 50sのEVF。大きくて見やすくて約369万ドットと高精細である。これはよい

 背面モニターは上下チルトに加えて、X-T2で採用された横方向へのチルトにも対応。


縦位置でのチルト撮影もできるのはうれしい

 三脚を使うときは背面モニターが両方向へチルトした方が無理な姿勢で画面をのぞき込まなくていいので便利。そういう用途がメインだろう。3.2型と大きな画面は約236万ドットと高精細でタッチパネルを搭載している。

 操作系は同社のX-Pro2やX-T2をベースにしているが、そもそもターゲットもボディサイズも異なるため、そのままではない。

 上面右肩には液晶モニター。電源オフ時は残り撮影枚数が、撮影時は撮影情報が表示される。バックライト付き。


屋外でも見やすい液晶パネル。暗いときはバックライトを使えばよい。これで現在のセッティングが分かる

 これがあるため露出補正ダイヤル(の置き場所)はなく、露出補正ボタン+背面のダイヤルで行う。ボディが大きい分ボタンを押しながら回すのは慣れないとちょっと大変。

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