デバイスタイルマーケティングは、コーヒーメーカーのシリーズ「Brunopasso」の新製品「PCA-10X」を5月8日に発売する。ハンドドリップの味わいを目指して基本動作から根本的に見直したという「パーフェクトドリップコーヒーメーカー」(同社)。価格はオープンプライスで、店頭では2万円前後になる見込みだ。
一般的なドリップ式コーヒーメーカーは、ヒーターでお湯を沸かしながら抽出するため、お湯の温度や抽出時のスピードを最適にすることが困難だ。同社では、「お湯が熱すぎたり、コーヒー粉がお湯に長い間、浸りすぎて雑味が出るといった欠点があった」と指摘する。
これに対し、PCA-10Xはスタートボタンを押すとお湯だけを沸かす。そして約95°Cに達した時点で抽出をはじめ、10杯分のコーヒーに適正とされる約6分強のスピードで抽出することで「理想的なコーヒーに仕上がる」(同社)という。また保温には煮詰まりにくい80°Cをキープ。40分が経過すると自動的に切れる設計だ。一方でコーヒーミルなどの機能は搭載せず、価格を抑えた。
外形寸法は195(幅)×240(奥行き)×420(高さ)mm。重量は約2.9kg。パーマネントフィルター1個、計量スプーンなどが付属する。
関連記事
- 無印良品「豆から挽けるコーヒーメーカー」の気になるポイント
良品計画が全自動コーヒーメーカーの新製品「豆から挽けるコーヒーメーカー」を発表しました。プロのハンドドリップを再現したというもの。従来のコーヒーメーカーを見て「おおざっぱすぎる」と感じていた人たちに注目してほしいポイントが5つ、いや6つはあります。 - デロンギの最高峰、全自動コーヒーマシン「エレッタ」にできること
デロンギ・ジャパンは、全自動コーヒーマシンのフラグシップモデルとなる「エレッタ」を3月1日に発売する。豆挽きと抽出だけではなく、水の計量からコーヒー抽出後の内部洗浄に至る工程を“全自動”で行えるエスプレッソマシンだ。 - レトロなカラーとスタイルが魅力のキッチン家電「Toffy」
ラドンナがレトロなデザインとカラーリングを採用したキッチン家電シリーズ「Toffy」(トフィー)を発表した。トースターやコーヒーメーカーなど全6機種。 - おいしいコーヒーが飲める! 正しいコーヒーメーカーのお手入れ方法
- わが家でコーヒーの“サードウェーブ”を満喫! パナソニック「The Roast」を試す
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.