レビュー
これ1台で何でも撮れる最強一眼レフ、ニコン「D850」(3/4 ページ)
ニコンの「D850」である。高画素機でありながら連写速度も上げてきて、その気になれば1台で何でも撮れる最強の一眼レフだ。
オート0は白いものを白く撮ろうとけっこうきっちり合わせてくる。だから、構図上の色が偏っているとずれやすい。
自然光オートは昼間の屋外向きのオートホワイトバランスで、昼間屋外という条件で色を合わせてくる。
こういうシーンでは大きな違いになるのだ。明らかに下の方が自然な色をしている。
自然光オートで撮影したヒガンバナ。シグマの「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」を使用。中望遠のマクロレンズだ。こういうAWBが苦手とするシチュエーションでも自然光オートなら問題なし(105mm 1/125秒 F8 ISO400)
オート0から2は室内での撮影で差が出る。
次は白熱灯系の照明の店で撮影した3枚。
オート0は色をきっちり合わせてくれるが白熱灯っぽい雰囲気が消えてる。オート1は標準でバランスのとれた写り。オート2は照明の色味を強く残している。
今までは色が合わないと思ったら、プリセットやマニュアルで色を合わせるしかなかったのだけど、オートのまま切り替えればあとは良きに計らってくれるのでなかなかよいのである。
ではほかの作例も見ておこう。
レンズは24-70mm F2.8E。最新のハイエンドズームレンズだ。
最後に50mm F1.8でポートレートを。
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